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AIPテスト、検証、トラブルシューティング

ある法律リサーチ企業が判例検索AIエージェントをAmazon Bedrock Agentsで構築しています。デフォルトのReAct(推論と行動を交互に繰り返すオーケストレーション戦略)では、単純な判例検索クエリでも3〜5回のFM推論ステップが発生しレイテンシが高い問題があります。95パーセンタイルのレスポンスタイムを3秒以内に抑えることが必須要件です。 エージェントアーキテクチャを維持しながら最も効果的にレイテンシを削減する方法はどれですか?

A
Bedrock AgentsのFMをClaude 3 SonnetからClaude 3 Haikuに変更し、軽量モデルの利用で1ステップあたりの推論時間とコストを削減することでエンドツーエンドのレスポンスタイムを改善する
Bedrock AgentsのFMをClaude 3 SonnetからClaude 3 Haikuに変更し、1ステップあたりの推論時間を短縮する は1ステップの速度は上がるものの、ReActループのステップ数自体は変わりません。
B
Amazon Bedrock Agentsのカスタムオーケストレーションを使用し、クエリの複雑さを事前分類して単純なクエリはシングルステップの直接検索パスで処理するロジックをLambdaで実装する
✓ 正解
Amazon Bedrock Agentsのカスタムオーケストレーション(Custom Orchestration)では、デフォルトのReActループをLambda関数で実装した独自ロジックに置き換えられます。クエリ複雑さの事前分類により、単純な検索は1ステップ直接処理・複雑なクエリのみ多段推論を適用するハイブリッド戦略を実現できます。
C
Bedrock AgentsにProvisioned Throughputを設定してFMへのスループットを確保し、ピーク時の同時リクエスト処理能力を高めることでレイテンシのばらつきを抑制して安定化させる
Bedrock AgentsにProvisioned Throughputを設定してモデル推論スループットを向上させ、同時処理能力を高める はスループット(同時処理数)向上に有効ですが、単一リクエストのエンドツーエンドレイテンシ改善効果は限定的です。
D
Bedrock Agentsのセッション属性にキャッシュフラグを設定し、Lambdaアクショングループ内でElastiCacheに検索結果をキャッシュして同一クエリにはFM推論をスキップして返す
Bedrock Agentsのセッション属性にキャッシュフラグを設定し、同一クエリに対してLambdaアクショングループ内でElastiCacheから過去の検索結果を返す は同一クエリへの再利用に限定され、判例検索のように多様なクエリが多い環境ではキャッシュヒット率が低く95パーセンタイルのレイテンシ改善効果が薄く、ElastiCacheクラスター管理の運用負担も生じます。

解説

Amazon Bedrock Agentsのカスタムオーケストレーション(Custom Orchestration)では、デフォルトのReActループをLambda関数で実装した独自ロジックに置き換えられます。クエリ複雑さの事前分類により、単純な検索は1ステップ直接処理・複雑なクエリのみ多段推論を適用するハイブリッド戦略を実現できます。 選択肢AのHaikuへの変更は1ステップの推論時間は短縮できますが、ReActループのステップ数自体は変わらないため、エンドツーエンドのレイテンシ改善効果は限定的です。 選択肢CのProvisioned Throughputはスループット(同時処理数)向上に有効ですが、単一リクエストのエンドツーエンドレイテンシそのものへの改善効果は限定的です。 選択肢DのElastiCacheキャッシュ戦略は同一クエリの再利用に限定され、判例検索のように多様なクエリが多い環境ではキャッシュヒット率が低く、95パーセンタイルのレイテンシ改善効果が薄い上にElastiCacheクラスターの運用負担も生じます。

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