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AIP実装と統合

あるFinTech企業は、独自の金融デリバティブ取引に関する専門用語(一般的なコーパスには存在しない社内固有の用語)を含む50GBの内部文書を保有しています。この専門知識をモデルに習得させたうえで、取引システムが要求する厳密なJSON形式で応答を生成できるようにしたいと考えています。ラベル付きの指示-応答ペアは2,000件しかなく、トレーニングコストも最小化したいという制約があります。Amazon Bedrockのカスタマイズ機能を使ってこの要件を最も効果的に実現する方法はどれですか?

A
50GBの内部文書のみを使用してCPT(継続事前学習)を実施し、そのままプロダクションに適用する
CPT(継続事前学習)はラベルなしテキストでドメイン知識・語彙を習得させますが、指示への応答形式やJSON出力を制御する学習が含まれないため、取引システムが要求する厳密なフォーマットでの応答生成は困難です。
B
2,000件の指示-応答ペアのみを使用してIFT(指示ファインチューニング)を実施する
IFTは2,000件の指示-応答ペアで出力形式やタスク挙動を学習できますが、件数が少なく社内固有の専門用語を新たに習得させるには不十分で、ドメイン知識の獲得という要件を満たせません。
C
まず50GBの内部文書でCPTを実施してドメイン知識と専門語彙を習得させ、その後2,000件のペアでIFTを実施してJSON出力フォーマットを学習させる
✓ 正解
CPTでラベルなし大量テキストからドメイン固有の知識・語彙を習得させ、続くIFTでラベル付きペアによりJSON出力形式とタスク挙動を学習させます。新規専門用語の習得と厳密なJSON出力の両立にはCPT→IFTの順序が最適です。
D
50GBの文書をBedrock Knowledge BasesにRAGとして格納し、2,000件のペアでIFTを実施する
RAGは文書を外部参照させる手法で専門用語の理解は補えますが、推論時に検索処理が入りコスト・レイテンシが増加しリアルタイム取引システムに不向きで、新規語彙をモデル自体に習得させる要件とも合致しません。

解説

CPT(継続事前学習)はラベルなし大量テキストでドメイン固有の知識・語彙を習得させ、IFT(指示ファインチューニング)はラベル付き指示-応答ペアで特定の出力形式・タスク挙動を学習させます。新規専門用語の習得とJSON出力形式の両立にはCPT→IFTの順序が最適です。 選択肢AのCPTのみでは出力形式の制御が困難です。 選択肢BのIFTのみでは新規専門用語の習得が困難です。 選択肢DのRAGは推論時のコスト・レイテンシが増加しリアルタイム取引システムには不向きです。

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