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AIP基盤モデルの統合、データ管理、コンプライアンス

グローバルな法律事務所が Amazon Bedrock Knowledge Bases を使用して判例・法規・社内ガイドラインを格納したシステムを構築しています。各文書には以下のメタデータが付与されています: ・jurisdiction(管轄): "US", "EU", "JP" ・document_type: "case_law", "regulation", "internal_guideline" ・confidentiality_level: "public", "restricted", "confidential" 弁護士が検索する際、自分の担当管轄(US または EU)かつ公開・制限レベルの資料のみを取得させ、機密資料(confidential)の誤取得リスクを完全に排除する必要があります。最も適切な実装はどれですか?

A
システムプロンプトに「US と EU の公開・制限資料のみを参照してください」と指示する
システムプロンプトによる指示はモデルの解釈に依存するため確実な制御ができず、プロンプトインジェクション攻撃にも脆弱です。コンプライアンス上「完全な排除」要件を満たしません。
B
RetrieveAndGenerate API 呼び出し時に metadata filter を指定し、jurisdiction と confidentiality_level を条件として絞り込む
✓ 正解
Bedrock Knowledge Bases のメタデータフィルタリングは、RetrieveAndGenerate 呼び出し時に andAll/orAll/equals/in などで条件指定でき、ベクトル検索の実行前にメタデータで文書を絞り込みます。機密文書がそもそも検索対象に含まれず、誤取得リスクをシステムレベルで完全排除できます。
C
管轄ごとに別々の Knowledge Base を作成し、機密資料は別 Knowledge Base に隔離する
管轄ごとの別 Knowledge Base は運用コストが高く、弁護士が複数管轄を担当する場合や文書が複数管轄に関連する場合の柔軟な対応が困難です。
D
Lambda 関数でベクトル検索の結果を後処理し、条件に合わない文書を除外する
Lambda による後処理は、機密文書が先にベクトル検索で取得されることを許してしまうため「完全な排除」要件を満たしません。また不要なチャンク取得によるコスト増と処理複雑化が生じます。

解説

Amazon Bedrock Knowledge Bases のメタデータフィルタリング機能を使用すると、RetrieveAndGenerate API 呼び出し時に andAll/orAll/equals/in などの条件を指定して、ベクトル検索の実行前にメタデータで文書を絞り込めます。機密文書がそもそも検索対象に含まれないため、誤取得リスクをシステムレベルで完全排除できます。 選択肢Aのシステムプロンプトによる指示はモデルの解釈に依存するため確実な制御ができず、プロンプトインジェクション攻撃にも脆弱で「完全な排除」要件を満たしません。 選択肢Cの管轄ごとの別 Knowledge Base は運用コストが高く、弁護士が複数管轄を担当する場合や文書が複数管轄に関連する場合の柔軟な対応が困難です。 選択肢DのLambda による後処理は、機密文書が先にベクトル検索で取得されることを許してしまうため「完全な排除」要件を満たさず、不要なチャンク取得によるコスト増と処理複雑化も生じます。

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