AIPAIの安全性、セキュリティ、ガバナンス複数選択
大企業のセキュリティ部門が、Amazon Bedrock のガバナンス強化のため次の2つを同時に満たす監査体制を整備します。(1) どのIAMプリンシパルがいつ InvokeModel などの管理・API操作を行ったかの証跡を残す。(2) 実際にモデルへ送られたプロンプト本文とモデルの応答本文を保管し、後から内容を監査できるようにする。それぞれに対応する適切な機能の組み合わせはどれですか。(2つ選択)
A管理・API操作の証跡は AWS CloudTrail のデータ/管理イベントで記録する
✓ 正解
CloudTrail は管理イベント・データイベントとして、どのIAMプリンシパルがいつ InvokeModel などのAPIを呼んだかを記録します。操作主体と時刻の証跡を残す要件(1)に正しく対応する機能です。
Bプロンプトと応答の本文は Bedrock のモデル呼び出しログ(model invocation logging)を有効化し S3/CloudWatch Logs に出力する
✓ 正解
モデル呼び出しログを有効化すると、入力プロンプト本文・出力応答本文・トークン数を含む呼び出し内容を S3 や CloudWatch Logs に出力できます。本文を保管し後から内容監査する要件(2)を満たす唯一の機能です。
Cプロンプトと応答の本文は AWS CloudTrail のイベント詳細フィールドから取得する
CloudTrail のイベント詳細にはAPI操作のメタデータ(呼び出し元・時刻・パラメータの一部)は含まれますが、プロンプトや応答の本文自体は記録されません。本文監査の要件には対応できないため誤りです。
D管理・API操作の証跡は Bedrock Guardrails の監査トレースから取得する
Guardrails の監査トレースはポリシー評価の結果(どのフィルタが作動したか)を示すもので、すべてのIAMプリンシパルによるAPI操作の証跡を網羅する監査ログではありません。要件(1)の操作証跡には使えません。
解説
CloudTrail は誰が・いつ・どのAPIを呼んだかという操作証跡(管理イベント・データイベント)を記録しますが、プロンプトや応答の本文自体は記録しません。一方、Bedrock のモデル呼び出しログ(model invocation logging)を有効化すると、入力プロンプト・出力テキスト・トークン数などの本文を含む呼び出し内容を S3 や CloudWatch Logs に出力でき、内容監査が可能になります。両者を組み合わせることで要件(1)(2)を満たします。
選択肢Cは誤りで、CloudTrail のイベント詳細にはプロンプト・応答の本文は含まれません。
選択肢Dも誤りで、Guardrails のトレースはポリシー評価結果であり、IAMプリンシパルのAPI操作証跡を網羅する監査ログではありません。
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