AIP基盤モデルの統合、データ管理、コンプライアンス

医療保険会社がAmazon Bedrockを使用した保険契約照会チャットシステムを構築しています。顧客の入力チャットには保険証番号・診断コード・社会保障番号などのPHI(保護医療情報)が含まれる可能性があります。セキュリティ部門は (1) ユーザー入力内のPHIをモデルに送信する前に自動マスキングすること、(2) モデル出力レスポンス内のPHIも検出・マスキングすること、(3) マスキング設定をコード変更なしにAWSコンソールで管理できること、の3要件を定めています。これら全要件を最もシンプルに満たすアプローチはどれですか?

A
Bedrock Guardrailsの機密情報フィルターを構成し、入力・出力の双方でPHI検出とマスキングをAPIレイヤーで自動適用する
✓ 正解
Bedrock Guardrailsはコンソールから設定可能なPII検出・マスキング機能を持ち、入力・出力の両方にAPIレイヤーで適用されて3要件をすべて満たす。
B
AWS MacieをS3バケットに設定してPHIを自動分類・検出し、EventBridgeとLambdaを組み合わせてリアルタイムマスキングパイプラインを構築する
AWS MacieはS3上の保存データのPHI分類に特化しており、チャット入力のリアルタイムマスキングには非対応でEventBridge+Lambdaの追加実装が必要になる。
C
Bedrock Knowledge Basesのデータインジェスト時にGlue DataBrewでPHIフィールドを匿名化してベクターストアへの登録前にサニタイズする
Glue DataBrewによる匿名化はナレッジベース学習データに対するもので、ユーザーのチャット入力や出力レスポンスのリアルタイムマスキングに対応しない。
D
Lambda関数にカスタムPIIマスキングロジックを実装し、Bedrock InvokeModel呼び出しの前後で正規表現によるPHI置換処理を行う
Lambdaカスタムロジックは入力・出力マスキングを実現できるが、コード変更不要でAWSコンソール管理できるという要件(3)に反する。

解説

Bedrock GuardrailsのPIIフィルターは入力プロンプトと出力レスポンスの両方でPHIを検出・マスキングし、AWSコンソールで設定管理できる。他の選択肢はリアルタイムな入出力マスキングに非対応。

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