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SOAネットワークとコンテンツ配信

ある企業はオンプレミスデータセンターとAWSを1Gbpsの専用AWS Direct Connect接続でつないでいます。Direct Connect接続が障害になった場合に自動的にVPN接続にフェイルオーバーする冗長構成を最小限の運用負荷で実装したいと考えています。BGP(Border Gateway Protocol:複数のネットワーク間でルーティング情報を動的に交換するプロトコル)を活用する方法として最も適切な構成はどれですか?

A
Direct Connectと同一のVirtual Private Gateway(VGW)にSite-to-Site VPN接続をアタッチし、VPN側にBGP ASパスプリペンドを設定してDirect Connectを優先させる。Direct Connect障害時はBGPが自動収束してVPN経由に切り替わる
✓ 正解
同一 VGW に両接続をアタッチし、BGP AS パスプリペンドで優先度を制御します。Direct Connect 障害時は BGP セッション切断により自動的に VPN に収束し、運用介入なしで自動フェイルオーバーするため運用負荷が最小です。
B
Route 53ヘルスチェックでDirect Connectの疎通を監視し、障害検知時にEventBridgeとLambdaを連携させてルートテーブルをVPN向けに書き換える
Route 53 ヘルスチェックと Lambda によるルートテーブル自動更新は実装・運用負荷が高く、BGP ベースの自動フェイルオーバーより劣り、要件に合いません。
C
AWS Global AcceleratorをDirect ConnectとVPNの前段に配置してエンドポイント間の自動フェイルオーバーを実現する
Global Accelerator は TCP/UDP のグローバルトラフィック最適化用途であり、オンプレミスとの専用線・VPN 接続の冗長化には使用できません。
D
Direct ConnectとVPN接続を別々のVGWにアタッチし、CloudWatchアラームが発火した後に運用担当者がルートテーブルを手動更新する
別々の VGW にアタッチし運用担当者が手動でルートテーブルを更新する方式は自動フェイルオーバー要件を満たさず、障害時の対応遅延が発生します。

解説

正解: Direct Connectと同一のVirtual Private Gateway(VGW)にSite-to-Site VPN接続をアタッチし、VPN側にBGP ASパスプリペンドを設定してDirect Connectを優先させる。Direct Connect障害時はBGPが自動収束してVPN経由に切り替わる。 Direct Connect+Site-to-Site VPNによるBGPベースの自動フェイルオーバーがAWS推奨の冗長パターンです。同一VGWに両接続をアタッチすることでBGPルーティングが統一管理されます。VPN側にAS_PATH prepend(BGPパスを意図的に長くして優先度を下げる設定)を施すことでDirect Connectが優先経路として選択されます。Direct Connect障害時はBGPセッションが切断され、自動的にVPN経路にフェイルオーバーします。Lambda等による手動介入なしで自動復旧するため運用負荷が最小です。Global AcceleratorはTCP/UDPのグローバルトラフィック最適化用途であり、オンプレミス接続の冗長化には使用できません。

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