無限ノック › SOA 練習問題一覧 › 問題
SOAネットワークとコンテンツ配信

ある企業はハイブリッドクラウド環境を運用しています。オンプレミスのDNSサーバーがcorp.internalドメインを管理しており、以下の双方向DNS解決を実現する必要があります。 ・VPC内のEC2インスタンスからcorp.internalのDNS名を解決できること ・オンプレミスのサーバーからEC2インスタンスのプライベートDNS名(例:ip-10-0-1-5.ap-northeast-1.compute.internal)を解決できること 最小限の運用負荷でこの双方向DNS解決を実現する方法はどれですか?

A
VPCのDHCPオプションセットをオンプレミスDNSサーバーのIPアドレスのみを指すよう変更し、オンプレミスDNSサーバーにAWSのVPC内DNS名のゾーンを手動で登録して解決させる
DHCPオプションセットをオンプレミスDNSのIPのみに変更するとVPC DNSリゾルバーが無効化され、EC2ホスト名などAWSネイティブDNS解決が失われます。またオンプレミスDNSへのAWSゾーン手動登録はEC2インスタンスの増減に追従できず、運用負荷も高くなります。
B
Route 53 ResolverのインバウンドエンドポイントでオンプレミスからVPC内DNS解決を可能にし、アウトバウンドエンドポイントとcorp.internalへの転送ルールでEC2からオンプレミスDNSへのクエリ転送を実現する
✓ 正解
Route 53 ResolverのインバウンドエンドポイントはオンプレミスDNSからVPC内ゾーンへのクエリを受け付け、アウトバウンドエンドポイントと転送ルールの組み合わせでEC2からcorp.internalへのクエリをオンプレミスDNSに転送します。AWSマネージドサービスのため運用負荷が最小です。
C
EC2インスタンスにDNSプロキシサーバー(BIND等)を手動インストールし、AWSとオンプレミス双方向のDNSクエリを設定ファイルで管理して転送・中継する構成を組む
EC2インスタンスへのDNSプロキシサーバーの手動インストールは設定の複雑さと可用性確保の観点から運用負荷が高く、インスタンス障害時のDNS可用性も担保できません。最小限の運用負荷という要件に反します。
D
AWS Directory Service(Simple AD)をVPC内にデプロイし、オンプレミスとAWSのDNSゾーンを統合管理することで双方向のDNS解決を実現する
AWS Directory Service(Simple AD)はActive Directory統合向けのサービスであり、単純なDNS転送要件への適用は過剰設計です。Simple ADの展開にはActive Directoryのセットアップが必要でコストと管理負荷が増大し、本要件の解決策として不適切です。

解説

Route 53 Resolverのインバウンド/アウトバウンドエンドポイントを組み合わせるのがAWS推奨のハイブリッドDNSパターンです。インバウンドエンドポイントはVPC内にENI(プライベートIPを持つ仮想ネットワークインターフェース)を作成し、オンプレミスDNSがAWS内ゾーンを解決する際のターゲットになります。アウトバウンドエンドポイントはVPC DNSリゾルバー(169.254.169.253)からの特定ドメインクエリをオンプレミスDNSへ転送するルールと組み合わせます。 選択肢AのDHCPオプションセットをオンプレミスDNSのみに変更するとVPC DNSリゾルバーが無効化され、AWSネイティブDNS解決(EC2ホスト名等)が失われるため不適切です。また手動でのゾーン登録は静的管理となりスケールしません。 選択肢CのEC2インスタンスへのDNSプロキシサーバー手動インストールは、インスタンスごとの設定・管理が必要で運用負荷が高く、可用性確保も困難です。AWSマネージドサービスを活用するベストプラクティスに反します。 選択肢DのSimple ADはActive Directory統合向けサービスであり、単純なDNS転送要件への適用は過剰設計です。Active Directoryのデプロイが必要となりコストと運用負荷が不必要に増大します。

ドメイン別正答率・予想スコアでリアルタイムに実力把握

無限ノックでSOAを徹底対策。全問AI生成のオリジナル問題。

無料で演習を始める →
← SOA の問題一覧に戻る