SOAセキュリティとコンプライアンス

ある金融機関は AWS 上のシステムで SOC 2 Type II(Service Organization Control 2: セキュリティ・可用性などの内部統制を第三者が審査する枠組み)の継続的なコンプライアンスを維持する必要があります。複数の AWS アカウントにまたがるコンプライアンス証跡を自動収集し、四半期ごとの監査に備えるソリューションとして、最も運用負荷が低いものはどれですか?

A
AWS CloudTrail のログを S3 に保存し、監査前に担当者が手動でエビデンスを整理して監査担当者に提供する
手動整理は運用負荷が高くなります。
B
AWS Audit Manager で SOC 2 フレームワークを設定し、AWS Organizations と統合してマルチアカウントの証跡を自動収集・整理する
✓ 正解
AWS Audit Manager は SOC 2・ISO 27001・HIPAA などの標準フレームワークを内蔵し、CloudTrail・Config・Security Hub などから証跡(エビデンス)を自動収集・整理します。AWS Organizations との統合によりマルチアカウントの証跡を一元管理でき、監査レポートの生成も自動化できます。
C
AWS Config コンフォーミティパックで SOC 2 対応ルールを展開し、コンプライアンスレポートをエクスポートする
Config コンフォーミティパックはルール遵守確認に有効ですが SOC 2 特化の証跡整理機能はありません。
D
Amazon Security Hub の AWS 基礎セキュリティのベストプラクティス標準を有効化し、Findings(セキュリティ所見)をまとめて監査担当者に共有する
Security Hub はセキュリティ所見の集約には優れますが、SOC 2 専用フレームワークや監査証跡の体系的な整理・管理機能を持たないため、Audit Manager が適しています。

解説

AWS Audit Manager は SOC 2・ISO 27001・HIPAA などの標準フレームワークを内蔵し、CloudTrail・Config・Security Hub などから証跡(エビデンス)を自動収集・整理します。AWS Organizations との統合によりマルチアカウントの証跡を一元管理でき、監査レポートの生成も自動化できます。 選択肢Aの手動整理は運用負荷が高くなります。 選択肢Cの Config コンフォーミティパックはルール遵守確認に有効ですが SOC 2 特化の証跡整理機能はありません。 選択肢DのSecurity Hub はセキュリティ所見の集約には優れますが、SOC 2 専用フレームワークや監査証跡の体系的な整理・管理機能を持たないため、Audit Manager が適しています。

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