SOA信頼性とビジネス継続性

EC2 Auto Scalingグループで稼働するWebアプリを運用している。月〜金の9〜18時は安定した高負荷が続くためスケジュールスケーリングを設定済みだが、月末の締め処理タイミングに予測不能なトラフィックスパイクが発生しSLAを度々違反する。既存設定を維持しながら最小の追加設定でスパイクにも自動対応するには?

A
ステップスケーリングポリシーを新規追加し、CPU使用率50%・70%・90%の3段階それぞれでスケールアウトするインスタンス数を個別に定義する
ステップスケーリングは閾値と増減量を手動定義するため、スパイク規模が予測不能な月末対応において設定負荷が高く最小追加設定に反する。
B
業務時間帯のスケジュールスケーリングを維持しつつ、ターゲット追跡スケーリングポリシーを追加してスパイクに対応する
✓ 正解
スケジュールで業務時間帯の容量を事前確保し、ターゲット追跡で月末スパイクにもリアルタイム対応できるため、両要件を最小設定でカバーする。
C
Predictive Scalingポリシーを追加し、過去のCPUパターンを機械学習で分析して将来のスパイクをプロアクティブに予測・対応させる
Predictive Scalingは過去の規則的パターンから学習するモデルであり、予測不能な月末スパイクへの対応精度は低い。
D
Auto Scalingグループの最大インスタンス数を大幅に引き上げ、月末前にDesired Capacityを手動で事前増加する
Desired Capacityの手動増加は月末のたびに人手が必要となり自動化ではないため、最小の追加設定という要件を満たさない。

解説

スケジュールスケーリングは業務時間の定常高負荷を事前確保し、ターゲット追跡スケーリングはメトリクスに応じてリアルタイムに容量を調整する。2つを組み合わせると既存設定を保ちつつ予測不能なスパイクを最小追加設定でカバーできる。

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