無限ノック › SOA 練習問題一覧 › 問題
SOAネットワークとコンテンツ配信

ある金融サービス企業は、VPCへの全インバウンド・アウトバウンドトラフィックをサードパーティ製のステートフルファイアウォールアプライアンスでインライン検査することをセキュリティポリシーで義務付けています。アプライアンスは複数のAZにまたがって高可用性を持ち、トラフィック量に応じて自動スケールし、元のパケットを変更せずに透過的に処理する必要があります。最も運用負荷が低く要件を満たすアーキテクチャはどれか。

A
Gateway Load Balancer(GWLB)とGateway Load Balancerエンドポイントを使用し、GWLBターゲットグループにサードパーティ製ファイアウォールインスタンスを登録する
✓ 正解
GWLBはGENEVEプロトコルでパケットをカプセル化してアプライアンスへ透過転送し、処理後に元の宛先へ戻す「バンプインザワイヤ」を実現します。GWLBエンドポイントによりルートテーブルへの組み込みが容易で、オートスケーリングと多AZ高可用性を標準サポートします。
B
Network Load Balancer(NLB)をサービスエンドポイントとして構成し、ファイアウォールインスタンスをターゲットとしてVPCルートテーブルで全トラフィックをNLBに誘導する
NLBはTCP/UDP負荷分散に優れますが、GENEVEカプセル化による透過的パケット転送機能がなく、アプライアンスからの戻りトラフィックルーティングを別途設計する必要があり、運用複雑性が増します。
C
VPC Traffic Mirroringでファイアウォールインスタンスにトラフィックのコピーを送信し、インライン検査なしにアウトオブバンドで脅威を検出する
VPC Traffic Mirroringはトラフィックのコピーをミラー先へ送るアウトオブバンド分析用機能です。実際のパケットをインターセプト・ブロックするインライン処理ができないため、インライン検査の要件を満たしません。
D
Application Load Balancer(ALB)にファイアウォールインスタンスをターゲット登録し、全トラフィックをALBのパスベースルーティングで検査層に転送する
ALBはHTTP/HTTPSに特化したレイヤー7ロードバランサーであり、非HTTPトラフィックを含むすべてのIPプロトコルを対象とした透過的なインライン検査には対応していません。

解説

Gateway Load Balancer(GWLB)はサードパーティ製ネットワークアプライアンスをVPCトラフィックパスへ透過的に挿入するために設計されたサービスです。GWLBはGENEVEプロトコル(ポート6081)でオリジナルパケットをカプセル化してアプライアンスへ転送し、処理後に元の送受信者へ返す「バンプインザワイヤ」方式を実現します。GWLBエンドポイントをルートテーブルに組み込むことでトラフィックを透過的にインターセプトでき、ターゲットグループのオートスケーリングと多AZ分散も標準サポートされます。 選択肢BのNetwork Load Balancerは、GENEVEカプセル化による透過的パケット転送機能を持たないため、アプライアンスからの戻りトラフィックのルーティングを別途設計する必要があり、運用の複雑性が増します。 選択肢CのVPC Traffic Mirroringは実際のパケットフローとは別にコピーをミラー先へ送る分析用機能であり、実際のパケットをインターセプト・遮断するインライン検査には対応していません。 選択肢DのApplication Load BalancerはHTTP/HTTPSレイヤー7の負荷分散に特化しており、すべてのIPプロトコルを対象とした透過的なインライン検査には使用できません。

ドメイン別正答率・予想スコアでリアルタイムに実力把握

無限ノックでSOAを徹底対策。全問AI生成のオリジナル問題。

無料で演習を始める →
← SOA の問題一覧に戻る