SOA信頼性とビジネス継続性
グローバル展開するECサイトが、ショッピングカートとユーザー設定データをAmazon DynamoDBで管理しています。現在はus-east-1リージョンのみで稼働していますが、アジア太平洋地域への展開に伴いap-northeast-1リージョンにも拡張します。以下の要件をすべて満たすソリューションはどれですか?
要件:
・両リージョンのユーザーが50ms以下のレイテンシーで読み書きできること
・一方のリージョンが利用不可になった場合、もう一方のリージョンが手動介入なしで継続稼働すること
・両リージョンで同時に同じアイテムへ書き込みが発生した場合、競合を自動解決すること
・レプリケーション基盤の運用オーバーヘッドを最小化すること
AAmazon DynamoDB グローバルテーブルをus-east-1とap-northeast-1の両リージョンで構成し、双方向レプリケーションと自動競合解決を有効化する
✓ 正解
DynamoDB グローバルテーブルはフルマネージドのマルチアクティブレプリケーションを提供し、各リージョンへの書き込みをサブ秒以内に全レプリカへ自動伝播します。ラストライターウィン方式で競合を自動解決し、リージョン障害時も手動介入なしで継続稼働するため、すべての要件を満たします。
BDynamoDB Streamsをus-east-1とap-northeast-1の両テーブルで有効化し、Lambda関数で双方向レプリケーションを実装してアクティブ/アクティブ構成を実現する
DynamoDB Streams + Lambdaによるカスタム実装は、双方向レプリケーション時に競合検出・無限ループ防止ロジックを独自に開発・保守する必要があります。グローバルテーブルと比較して運用オーバーヘッドが大幅に増大し、最小化の要件を満たしません。
CRoute 53 レイテンシーベースルーティングを設定してAPACユーザーをap-northeast-1にルーティングし、DynamoDBへのアクセスはus-east-1のみで処理する
Route 53のレイテンシーベースルーティングはDNSレベルのトラフィック分散機能であり、DynamoDBデータのレプリケーションは行いません。APACユーザーのリクエストがap-northeast-1のサーバーに届いても、DynamoDBはus-east-1のみのためデータアクセスのレイテンシー改善になりません。
DDynamoDB テーブルをus-east-1とap-northeast-1にそれぞれ個別に作成し、AWS DataSyncを使用してリージョン間で定期的にデータを同期・複製する
AWS DataSyncはS3・EFS・FSxなどのファイルストレージ転送に特化したサービスで、DynamoDBのリアルタイムレプリケーションには対応していません。定期的なバッチ同期ではRPOをほぼゼロにする要件を満たせず、障害時の自動フェイルオーバーも実現できません。
解説
DynamoDB グローバルテーブルは、複数のAWSリージョンにまたがるマルチアクティブ(アクティブ/アクティブ)レプリケーションを提供するフルマネージドサービスです。
主な特徴:
・各レプリカリージョンへの書き込みが可能で、変更はサブ秒以内に全レプリカへ自動伝播します
・同一アイテムへ同時書き込みが発生した場合、ラストライターウィン方式(タイムスタンプベース)で競合を自動解決します
・一方のリージョンが利用不可になっても、もう一方のリージョンは継続稼働します
・レプリケーション基盤はAWSが完全管理するため、カスタム実装は不要です
選択肢BのDynamoDB Streams + Lambdaは、双方向レプリケーションを自前実装する際に競合検出・ループ防止ロジックの実装が必要となり、運用負荷が大幅に増大するため最小化の要件を満たしません。
選択肢CのRoute 53 レイテンシーベースルーティングは、DNSレベルのトラフィック分散であり、DynamoDBデータ自体はレプリケーションされません。APACユーザーがap-northeast-1にルーティングされても、DynamoDBへのアクセスはus-east-1に集中し低レイテンシー要件を満たしません。
選択肢DのAWS DataSyncは、S3・EFS等のファイルストレージ転送に特化したサービスで、DynamoDBのリアルタイムレプリケーションには対応していません。定期的な同期ではRPO要件を満たせず、リージョン障害時の自動フェイルオーバーも実現できません。
ドメイン別正答率・予想スコアでリアルタイムに実力把握
無限ノックでSOAを徹底対策。全問AI生成のオリジナル問題。
無料で演習を始める →