SOAセキュリティとコンプライアンス
セキュリティチームは、AWS アカウント内の S3 バケット・KMS キー・IAM ロール・Lambda 関数・SQS キューに対するリソースベースポリシーを継続的に分析し、組織外の AWS アカウントやインターネットからアクセス可能になっているリソースを検出したいと考えています。ポリシーが変更されてから数分以内に検出・通知することが要件です。最も適切なソリューションはどれですか?
AAWS Config のカスタムルール(Lambda)を作成し、複数リソースタイプのポリシー変更を毎時評価して外部エンティティからのアクセスを検出する
Config カスタムルールでポリシー変更を検出できるが、複数リソースタイプの外部アクセス判断ロジックを独自実装する必要がある。また毎時の定期評価では数分以内の検出という要件を満たせない。
BAWS IAM Access Analyzer を有効化し、Amazon EventBridge ルールで新しい発見事項を SNS 経由でセキュリティチームに即時通知するよう設定する
✓ 正解
IAM Access Analyzer は複数リソースタイプのリソースベースポリシーを継続的に分析して外部アクセスを検出し、発見事項を EventBridge イベントとして即時発行する。EventBridge と SNS を組み合わせることで数分以内の通知要件を満たす最適なソリューション。
CAmazon Macie を有効化し、外部アクセスを示すポリシーを検出するカスタムデータ識別子を作成して、自動通知を SNS で受け取るよう設定する
Amazon Macie は S3 に格納されたデータの機密分類・検出に特化したサービス。IAM ロール・KMS キー・Lambda 関数・SQS キューなど S3 以外のリソースのポリシー分析機能を持たず、要件の対象範囲を網羅できない。
DAWS CloudTrail のログを CloudWatch Logs に転送し、クロスアカウントの API 呼び出しを検出するクエリを 5 分間隔で自動実行する
CloudTrail は実際の API 呼び出しを記録するサービスで、ポリシー設定後にアクセスが発生してから事後的に検知する仕組み。ポリシー変更の時点で外部アクセスリスクをプロアクティブに検出する本要件には適していない。
解説
選択肢BのAWS IAM Access Analyzer は、S3 バケット・IAM ロール・KMS キー・Lambda 関数・SQS キュー・Secrets Manager シークレットなど複数のリソースタイプのリソースベースポリシーを継続的に分析し、組織外のエンティティやパブリックからのアクセスを許可している設定を数分以内に発見事項として報告します。発見事項は Amazon EventBridge にイベントとして自動発行されるため、EventBridge ルールと SNS を組み合わせることで即時通知パイプラインを構築できます。
選択肢AのAWS Config カスタムルールは設定変更の評価には使えますが、ポリシーの意味論的な分析(外部アクセスの可否判断)を独自実装する必要があり、また毎時の周期評価では数分以内の検出要件を満たせない。
選択肢CのAmazon Macie は S3 バケット内に保存されたデータの機密性を検出するサービスで、IAM ロールや KMS キーなど S3 以外のリソースのポリシー分析機能を持たず、要件のカバー範囲が不十分。
選択肢DのAWS CloudTrail は API コールの事後記録サービスで、実際のアクセスが発生してから記録する仕組みのため、ポリシー設定時点でリスクをプロアクティブに検出するには適していない。
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