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SOAネットワークとコンテンツ配信

ある企業は、VPC-A・VPC-B・VPC-C の 3 つを運用しています。VPC-A と VPC-B、VPC-B と VPC-C の間にそれぞれ VPC ピアリング接続を確立済みで、各経路は正常に通信できています。新たに VPC-A 上のアプリケーションから VPC-C のデータベースへアクセスさせたところ、接続がタイムアウトしました。セキュリティグループとネットワーク ACL は両 VPC の CIDR を許可済みです。この問題を解決する方法はどれですか。

A
VPC-A と VPC-C の間に直接 VPC ピアリング接続を作成し、両 VPC のルートテーブルに相手の CIDR へのルートを追加する
✓ 正解
VPC ピアリングは推移的ルーティングに非対応のため、VPC-B 経由で A から C へは到達できません。A と C を直接ピアリングし両側のルートテーブルに相手 CIDR を追加することで、制約を解消し通信を確立できます。
B
VPC-B のルートテーブルに、VPC-A から VPC-C へ中継するルートを追加してトラフィックを転送する
VPC ピアリングはエッジ間ルーティングや中継転送を許可しないため、VPC-B に中継ルートを追加しても A から C へのトラフィックは転送されません。推移的ルーティングの制約自体を回避できないため無効です。
C
VPC-B のネットワーク ACL に VPC-A と VPC-C の CIDR を許可するルールを追加する
セキュリティグループと NACL は許可済みであり、問題は許可ルールではなく経路(ルート)の不在にあります。VPC-B の NACL を変更しても推移的ルーティングは成立せず、接続は復旧しません。
D
VPC-A と VPC-B のピアリング接続で DNS 解決オプションを有効化する
DNS 解決オプションはピアリング越しのプライベート DNS 名前解決を制御する設定で、IP ルーティングには影響しません。推移的ルーティング不可という原因とは無関係のため、タイムアウトは解消されません。

解説

VPC ピアリングは推移的(トランジティブ)ルーティングをサポートしません。VPC-A↔VPC-B と VPC-B↔VPC-C のピアリングがあっても、VPC-B を中継して VPC-A から VPC-C へ通信することはできません。 解決するには、VPC-A と VPC-C の間に直接 VPC ピアリング接続を作成し、両 VPC のルートテーブルに相手の CIDR 宛てルートを追加する必要があります(多数の VPC を相互接続する場合は Transit Gateway も選択肢になります)。 選択肢Bの VPC-B での中継ルート追加は、ピアリングがエッジ間ルーティングや中継転送を許可しないため機能しません。 選択肢Cのネットワーク ACL 変更は、そもそも通信経路(ルート)が存在しないため効果がありません。 選択肢Dの DNS 解決オプションは名前解決の挙動に関する設定であり、推移的ルーティングの制約とは無関係です。

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