SOA信頼性とビジネス継続性
金融機関のCloudOpsエンジニアが、コンプライアンス要件に従い、以下の要件があります。
- すべてのRDSスナップショットを「元のアカウントとは別の専用バックアップアカウント」かつ「別のAWSリージョン」に保管する
- すべてのEBSスナップショットを「元のアカウントとは別の専用バックアップアカウント」かつ「別のAWSリージョン」に保管する
最小の運用負荷でこの要件を満たす方法はどれですか?
ALambda関数を作成し、スナップショット作成イベントをトリガーに別アカウント・別リージョンへコピーするカスタム処理を実装する
不正解です。Lambda関数とEventBridgeでイベントドリブンなコピー処理を実装する場合、カスタムコードの量が多く、エラーハンドリングや失敗時の再試行ロジックなど保守すべき部分が増えます。複数リソースの拡張時に追加実装が必要になり運用負荷が高くなります。
BAWS Backup のバックアッププランにクロスアカウントおよびクロスリージョンコピーのルールを設定し、AWS Organizations と連携させる
✓ 正解
正解です。AWS Backupはバックアッププラン内にクロスリージョンコピーとクロスアカウントコピーのルールを設定でき、AWS Organizations と統合することで組織内の複数アカウントに一元的なポリシーを適用できます。最小の運用負荷でコンプライアンス要件を満たせる最適なマネージドサービスです。
CCloudFormation StackSets を使用して各リージョン・各アカウントにバックアップ用Lambda関数をデプロイする
不正解です。CloudFormation StackSetsを使用して各リージョン・各アカウントにLambda関数をデプロイしても、カスタムコード量が多く実装と保守の複雑性が増します。新規リソースの追加時に新たなデプロイが必要になり運用負荷が高くなります。
D各アカウントで個別にRDS自動バックアップを有効化し、スクリプトで定期的に別リージョンへコピーする
不正解です。各アカウントで個別にRDS自動バックアップを有効化し、スクリプトで定期的に別リージョンへコピーする場合、EBSスナップショットのクロスアカウントコピーには標準機能がなく追加実装が必要です。リソースやアカウント数が増えるほど管理が煩雑になり運用負荷が著しく増大します。
解説
AWS Backup はバックアッププラン内にクロスリージョンコピーとクロスアカウントコピーのルールを設定できます。AWS Organizations と統合することで、組織内の複数アカウントに一元的なポリシーを適用でき、最小の運用負荷でコンプライアンス要件を満たせます。LambdaカスタムによるイベントドリブンコピーやCloudFormation StackSetsによる分散デプロイは実装・保守コストが高くなります。各アカウントでRDS自動バックアップを個別設定しスクリプトでコピーする方法は、EBSスナップショットのクロスアカウントコピーには標準機能がなく追加の実装が必要な上、対象リソースやアカウントが増えるほど管理が煩雑となり運用負荷が高くなります。
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