SOAデプロイ、プロビジョニング、および自動化
あるECサイトはElastic Beanstalk環境で10台のEC2インスタンスを2つのAZに分散して運用しています。新バージョン(後方互換のあるDBスキーマ変更を含む)をデプロイする際の要件は以下の通りです。・デプロイ中のダウンタイムをゼロにする・問題が発生した場合、5分以内にロールバックを完了する・デプロイ自体は最大30分かかってもよい。これらの要件を満たすデプロイポリシーはどれですか?
Aローリング更新(Rolling):バッチサイズ20%でインスタンスを順次更新する。既存インスタンスをインプレースで更新するため処理が速い
ローリング更新は既存インスタンスをインプレースで順次更新するため、問題発生時の5分以内ロールバックが困難です。旧バージョン再デプロイが必要で時間がかかります。
B追加バッチでのローリング更新(Rolling with additional batch):追加インスタンスを先に起動してフル容量を維持しながらローリング更新するため可用性が高い
追加バッチローリングはフル容量を維持する利点がありますが、ロールバック時に旧バージョン再デプロイが必要で、5分以内の完了保証ができません。
Cイミュータブル(Immutable):新しいAuto Scalingグループに全インスタンスを新規起動し、ヘルスチェック通過後に既存ASGへ移動して切り替える
✓ 正解
Immutableデプロイは新ASGを作成して新インスタンスを起動し、既存環境は稼働し続けるためダウンタイムがゼロです。失敗時は新ASGを削除するだけで即座にロールバック完了できるため、5分以内の要件を確実に満たします。
DBlue/Green:新しいElastic Beanstalk環境を作成し、Route 53のCNAMEスワップで切り替える。問題時は元のURLに戻す
Blue/Greenも無停止デプロイが可能ですが、ロールバックはDNS CNAME スワップが必要で、DNS伝播時間(TTL依存)が発生するため5分以内の保証が困難です。
解説
Immutableデプロイは新しいASGを作成して新インスタンスを起動し、既存環境は継続稼働するためダウンタイムがゼロです。デプロイ失敗時は新ASGを削除するだけで即座にロールバックが完了するため、5分以内のロールバック要件を確実に満たします。
選択肢A:ローリング更新(Rolling)は既存インスタンスをインプレースで順次更新するため、ロールバックには旧バージョンの再デプロイが必要で5分以内の完了が困難です。
選択肢B:追加バッチでのローリング更新(Rolling with additional batch)はフル容量を維持できる利点がありますが、ロールバック時に旧バージョンの再デプロイが必要で、5分以内の完了が保証できません。
選択肢D:Blue/Greenも無停止デプロイは可能ですが、ロールバックはRoute 53のCNAMEスワップが必要でDNS伝播時間(TTL依存)が発生するため、5分以内の保証が困難です。
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