SOAセキュリティとコンプライアンス
あるオンライン小売企業のセキュリティチームは、数百台の EC2 インスタンスと Amazon ECR に保存された多数のコンテナイメージについて、既知の脆弱性(CVE)とネットワーク到達可能性の問題を継続的に検出する必要があります。新しい CVE が公開された際に自動で再評価され、検出結果を一元的に確認できる仕組みを、最小の運用負荷で構築したいと考えています。どのサービスを使用すべきですか。
AAmazon GuardDuty を有効化し、脅威インテリジェンスに基づいて EC2 とコンテナの不審な挙動を継続的に監視する
Amazon GuardDuty は VPC Flow Logs や CloudTrail などから脅威や不審な挙動を検出するサービスであり、OS やコンテナの CVE ベースの脆弱性評価は行わないため、この要件には適しません。
BAWS Systems Manager Patch Manager でパッチベースラインを定義し、インスタンスのパッチ適用状況をコンプライアンスレポートとして収集する
AWS Systems Manager Patch Manager はパッチベースラインに基づく適用と適用状況の可視化を担うもので、公表された CVE のスキャンやコンテナイメージの脆弱性評価は機能に含まれないため不適切です。
CAmazon Inspector を有効化し、EC2 と ECR イメージを継続的にスキャンして CVE を自動評価する
✓ 正解
Amazon Inspector は EC2 と ECR イメージを継続的にスキャンし、新しい CVE 公表時に自動で再評価してリスクスコア付きで一元管理できるため、最小の運用負荷で継続的な脆弱性検出の要件を満たします。
DAWS Trusted Advisor のセキュリティチェックを実行し、脆弱性のあるリソースを一覧化して定期的に確認する
AWS Trusted Advisor はコストやセキュリティのベストプラクティスを点検するツールで、OS/パッケージ単位の継続的な CVE スキャンやコンテナイメージスキャンには対応しておらず要件を満たせません。
解説
Amazon Inspector は EC2 インスタンス・Amazon ECR コンテナイメージ・Lambda 関数を対象に、既知の脆弱性(CVE)とネットワーク到達可能性を継続的に自動評価するマネージドサービスです。SSM エージェント経由でのスキャンにより、新しい CVE が公表されると対象を自動で再スキャンします。検出結果はリスクスコア付きで一元管理でき、Security Hub にも集約できるため、最小の運用負荷で要件を満たせます。
選択肢Aの Amazon GuardDuty は脅威検出サービスで、悪意ある通信やアカウント侵害の兆候を検知しますが、CVE ベースの脆弱性評価は行いません。
選択肢Bの AWS Systems Manager Patch Manager はパッチ適用と適用状況の可視化が目的で、CVE スキャンやコンテナイメージの脆弱性評価は行いません。
選択肢Dの AWS Trusted Advisor はベストプラクティスチェックが中心で、OS/パッケージ単位の CVE 継続スキャンやコンテナイメージスキャンには対応していません。
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