ある企業はus-east-1でElastic IP(EIP)を付与した単一のEC2インスタンス上でライセンス管理サーバーを運用しています。このサーバーはインスタンスIDおよびプライベートIPアドレスに紐付いたソフトウェアライセンスを使用しており、ハードウェア障害発生時には自動的に回復し、回復後もインスタンスID・プライベートIPアドレス・Elastic IPアドレスが変わらないことが必須要件です。運用負荷を最小化しながらこの要件を満たす最善の方法はどれですか?
EC2のrecover(回復)アクションは、StatusCheckFailed_System(ハードウェア・ネットワーク等のAWSインフラ起因の障害を検知するメトリクス)アラームがトリガーされた際に、インスタンスを別のハードウェアホストへ自動的に移行させます。この操作ではインスタンスID・プライベートIPアドレス・Elastic IPアドレス・インスタンスメタデータがすべて保持されるため、これらに紐付いたソフトウェアライセンスを持つサーバーに最適です。CloudWatchアラームの設定のみで完結し、追加インフラが不要なため運用負荷も最小です。 選択肢Aの「EC2 Auto Scalingグループ」は障害時に新規インスタンスを起動するためインスタンスIDとIPアドレスが変わり、ライセンス要件を満たせません。 選択肢Cの「AWS Elastic Disaster Recovery(AWS DRS)」は主にオンプレミス→AWSや別リージョンへのDR用途のサービスであり、同一リージョン内のハードウェア障害回復には不適切です。フェイルオーバー後もインスタンスIDは保持されません。 選択肢Dの「EventBridgeルールでLambda関数を5分ごとに起動」は5分ごとの確認であるため障害検知に遅延が生じ、Reboot(再起動)ではハードウェア障害を解決できない場合があります。また独自コードの管理が必要で運用負荷が増加します。