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SOAセキュリティとコンプライアンス

ある企業は社内 Web アプリケーションを Application Load Balancer (ALB) で公開しています。ACM で発行した証明書を ALB にアタッチして HTTPS を提供していますが、運用チームから「証明書の有効期限切れによる障害を確実に防ぎたい」「期限が近づいたら自動で検知・通知したい」という要望が出ました。最小の運用負荷でこれを実現する方法はどれですか。

A
ACM で証明書を発行・ALB にアタッチしたまま運用し、ACM の自動更新に任せたうえで AWS Config マネージドルール acm-certificate-expiration-check と EventBridge で期限接近を通知する
✓ 正解
ACM 発行かつ ALB に関連付けられた証明書は DNS 検証維持で自動更新され期限切れを原則防げる。加えて Config の acm-certificate-expiration-check で残日数を監視し EventBridge 通知することで例外も検知でき、運用負荷が最小となる。
B
ACM の証明書を毎月手動で再発行し、Systems Manager Run Command で ALB に再アタッチするスクリプトを定期実行する
ACM の自動更新を活用せず毎月手動で再発行・再アタッチする運用は、本来不要な作業を繰り返すもので運用負荷が高く、人為的ミスによる障害リスクも残るため最小負荷の要件に反する。
C
外部 CA で発行した証明書を ACM にインポートし、Lambda で毎日有効期限を確認してしきい値超過で通知する
外部 CA からのインポート証明書は ACM の自動更新の対象外であり、Lambda で期限を監視できても更新作業自体は手動のままとなるため、期限切れ防止と運用負荷最小化を両立できない。
D
ALB のアクセスログを Athena でクエリし、TLS ハンドシェイクエラーが増えたら証明書失効と判断して通知する
アクセスログの TLS エラー分析は証明書が失効し障害が顕在化した後に気づく事後検知であり、期限切れを未然に防ぐという要件を満たせない。

解説

ACM が発行し AWS リソース(ALB 等)に関連付けられた証明書は、DNS 検証が維持されていれば ACM が有効期限前に自動更新するため、期限切れ障害は原則発生しません。さらに AWS Config のマネージドルール acm-certificate-expiration-check で残日数のしきい値を監視し、非準拠を EventBridge → SNS で通知すれば、万一更新できないケース(検証失敗など)も検知でき、運用負荷が最小です。 選択肢Bの手動再発行・再アタッチは ACM の自動更新機能を無視しており、運用負荷が高く人的ミスのリスクも大きい。 選択肢Cのインポート証明書は ACM の自動更新対象外で、毎日 Lambda で監視しても更新自体は手動となり負荷が残る。 選択肢Dのアクセスログ分析は失効を「障害発生後」に検知する事後対応であり、期限切れの未然防止にならない。

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