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SCSデータ保護

医療機関がAmazon S3に患者の医療記録を保管しており、AWS KMS CMKでサーバーサイド暗号化(SSE-KMS)を適用しています。セキュリティ要件として医療記録へのアクセスは社内VPCからのみ許可し、インターネット経由での復号操作を防ぐ必要があります。IAMアクセスキーが漏洩した場合でもVPC外部からのデータ復号が不可能であることを保証する、最も適切な実装はどれですか?

A
S3バケットポリシーにaws:SourceIp条件でVPCのプライベートIPアドレス範囲(CIDR表記)を指定してVPC外アクセスをDenyし、KMSキーポリシーにも同じCIDRアドレス範囲でkms:DecryptをDenyする。VPCにS3ゲートウェイエンドポイントとKMSのVPCエンドポイントを設置する。
aws:SourceIpはS3ゲートウェイエンドポイント経由のリクエストには適用されず、VPC内外のIPアドレスを正確に区別できないためaws:SourceVpcより信頼性が低い。
B
S3バケットポリシーにaws:SourceVpc条件でVPC IDを指定したDenyステートメントを追加し、KMSキーポリシーはデフォルトのままIAMポリシーのみでアクセスを制限する。VPCにS3用VPCエンドポイントを設置する。
KMSキーポリシーにVPC条件を設定しないと、漏洩した認証情報でVPC外部からKMS APIを直接呼び出して復号される可能性が残り、要件を完全に満たせない。
C
S3バケットポリシーにaws:SourceVpc条件でVPC IDを指定してVPC外アクセスをDenyし、KMSキーポリシーにも同じaws:SourceVpc条件でkms:DecryptをDenyする。VPCにS3用とKMS用のVPCエンドポイントを設置する。
✓ 正解
aws:SourceVpcをS3とKMSの両ポリシーに設定しVPCエンドポイントを設置することで、漏洩した認証情報があってもVPC外からの全アクセスを確実に遮断できる。
D
S3バケットポリシーにaws:SourceIp条件でVPCのNATゲートウェイのパブリックIPを許可するAllowステートメントを追加し、KMSキーポリシーにも同じIPを許可する。全S3・KMSアクセスをNATゲートウェイ経由でルーティングする。
NATゲートウェイを使用するとS3・KMSへのトラフィックがインターネット経由になり、VPCエンドポイントによるネットワーク境界でのアクセス制御ができない。

解説

aws:SourceVpcをS3バケットポリシーとKMSキーポリシー双方に設定し、両サービスのVPCエンドポイントを配置することで、VPC外からのリクエストをサービスレイヤーで確実に拒否できる。

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