ある企業のセキュリティ管理者が、本番環境の暗号化に使用中のAWS KMSカスタマーマネージドキー(CMK)を誤って削除スケジュール設定してしまったことに気づきました(削除待機期間:7日)。このCMKは以下のリソースの暗号化キーとして使用されています。 ・複数のS3バケット(SSE-KMS) ・本番EBSボリューム(10個) ・RDS for MySQLインスタンス(5個) 影響を最小限に抑えるために最初に行うべき手順はどれか?
AWS KMSのキー削除には7〜30日の待機期間があり、この期間中はCancelKeyDeletion APIでいつでも削除をキャンセルできます。最優先事項はCancelKeyDeletionを即座に実行することです。その後、キーポリシーにkms:ScheduleKeyDeletionへのDenyを追加するか、SCPで組織全体に制限することで誤操作の再発を防ぎます。 選択肢Bの再暗号化は大規模リソースに対して多大な時間とコストを要します。削除まで7日の猶予があればキャンセルの方が合理的であり、再暗号化は本当に最後の手段です。 選択肢CのAWS Supportへの依頼は不要です。CancelKeyDeletion APIはIAM権限があれば即時実行可能で、Supportを介する必要はありません。調査より対応が先です。 選択肢DのAWS Backupによるバックアップ取得はCMK削除後の復元準備に過ぎず、キャンセルせずにバックアップのみを取得する対応は根本解決になりません。