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SCSセキュリティの基盤とガバナンス

ある企業がAWS Control Towerを使用してマルチアカウント環境を管理している。セキュリティチームは以下の2つのセキュリティ要件を実装したい。 1. メンバーアカウントがAWS CloudTrailを無効化できないようにする 2. メンバーアカウント内でセキュリティグループがすべてのIPアドレス(0.0.0.0/0)からのSSHアクセス(ポート22)を許可している場合に検出する これらの要件を最も適切に満たすAWS Control Towerのガードレールの組み合わせはどれか?

A
両方の要件に対して検出型ガードレール(AWS Configルール)を使用する
AWS Configルールによる検出型ガードレールのみでは、CloudTrailの無効化を事前に防ぐことができません。
B
要件1には予防型ガードレール(Service Control Policy)を使用し、要件2には検出型ガードレール(AWS Configルール)を使用する
✓ 正解
AWS Control Towerのガードレールには「予防型」と「検出型」の2種類があります。予防型ガードレールはSCP(Service Control Policy)を使用し、特定のAPI操作そのものを禁止します。CloudTrailの無効化(cloudtrail:DeleteTrail等)はAPI操作であるため、予防型が適切です。検出型ガードレールはAWS Configルールを使用し、既存リソースの設定が非準拠状態になっていないかを継続的に評価します。セキュリティグループのインバウンドルール設定はリソースの状態評価であるため、検出型が適切です。
C
要件1には予防型ガードレール(IAM 権限境界)を使用し、要件2には予防型ガードレール(Service Control Policy)を使用する
IAM権限境界はControl Towerのガードレールでは使用されません。またSCPはAPI操作の制限であり、既存リソースの設定状態(ポート開放)を「検出」する機能はありません。
D
両方の要件に対して予防型ガードレール(Service Control Policy)を使用する
SCPは特定のAPI操作を制限するものであり、既存リソース設定の継続的な評価・検出には対応していません。

解説

AWS Control Towerのガードレールには「予防型」と「検出型」の2種類があります。予防型ガードレールはSCP(Service Control Policy)を使用し、特定のAPI操作そのものを禁止します。CloudTrailの無効化(cloudtrail:DeleteTrail等)はAPI操作であるため、予防型が適切です。検出型ガードレールはAWS Configルールを使用し、既存リソースの設定が非準拠状態になっていないかを継続的に評価します。セキュリティグループのインバウンドルール設定はリソースの状態評価であるため、検出型が適切です。 選択肢Aは誤りです。検出型のみではCloudTrailの無効化を事前に防ぐことができません。 選択肢Cは誤りです。Control TowerのガードレールにIAM権限境界は使用されません。またSCPはAPI操作の制限であり、既存リソースの設定状態(ポート開放)を「検出」する機能はありません。 選択肢Dは誤りです。SCPは特定のAPI操作を制限するものであり、既存リソース設定の継続的な評価・検出には対応していません。

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