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SCSデータ保護

ある政府系組織のクラウドアーキテクトが、機密文書をAmazon S3に保存するシステムを設計しています。コンプライアンス要件として以下が定められています。 ・保存データに対して2つの独立した暗号化レイヤーが必要 ・各暗号化レイヤーは個別のキーで管理されること ・暗号化の管理はAWS内で完結させること(外部キー管理基盤は使用しない) ・AWSが提供する標準的な暗号化機能のみを使用すること この要件を満たすS3の暗号化オプションはどれですか?

A
SSE-KMS を使用し、2つの異なるカスタマーマネージドキー(CMK)を順番に適用する
SSE-KMSは1つのKMSキーで1層の暗号化のみ提供します。S3には2つのCMKを順番に適用するネイティブ機能は存在しません。
B
SSE-C(カスタマー提供キー)とS3のデフォルトSSE-S3を組み合わせて使用する
SSE-CとSSE-S3の組み合わせはS3の仕様上設定できません。S3のサーバーサイド暗号化は一度に1種類のみ有効にできます。
C
DSSE-KMS(AWS KMSを使用したデュアルレイヤーサーバーサイド暗号化)を使用する
✓ 正解
DSSE-KMSはAmazon S3が提供するデュアルレイヤーサーバーサイド暗号化オプションで、2つの独立したKMSキーを使用してデータを二重に暗号化します。AWS内で完結した管理が可能で外部キー管理基盤は不要です。GovCloud環境や特定の連邦標準(CNSSI 1253等)への準拠が必要な用途に適しています。
D
AWS Encryption SDKによるクライアントサイド暗号化とSSE-KMSを組み合わせて使用する
AWS Encryption SDKとSSE-KMSの組み合わせは技術的には2層の暗号化を実現しますが、クライアントサイド暗号化ライブラリの管理が必要になり「AWSが提供する標準的な暗号化機能のみ」という要件に反します。

解説

DSSE-KMSはAmazon S3が提供するデュアルレイヤーサーバーサイド暗号化オプションで、2つの独立したKMSキーを使用してデータを二重に暗号化します。AWS内で完結した管理が可能で外部キー管理基盤は不要です。GovCloud環境や特定の連邦標準(CNSSI 1253等)への準拠が必要な用途に適しています。 選択肢AのSSE-KMSは1つのKMSキーで1層の暗号化のみ提供します。S3には2つのCMKを順番に適用するネイティブ機能は存在しません。 選択肢BのSSE-CとSSE-S3の組み合わせはS3の仕様上設定できません。S3のサーバーサイド暗号化は一度に1種類のみ有効にできます。 選択肢DのAWS Encryption SDKとSSE-KMSの組み合わせは技術的には2層の暗号化を実現しますが、クライアントサイド暗号化ライブラリの管理が必要になり「AWSが提供する標準的な暗号化機能のみ」という要件に反します。

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