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SCSセキュリティの基盤とガバナンス

あるグローバル企業がAWS Organizations配下に50のAWSアカウントを持ち、ワークロードを8つのAWSリージョンに展開している。セキュリティチームは次の要件を満たすアーキテクチャを構築したい。 ・Amazon GuardDuty、AWS Config、Amazon Inspector、Amazon Macieからの検出結果を単一のビューで確認する ・CIS AWS Foundations Benchmark(Center for Internet Security:インターネットセキュリティセンターが策定するセキュリティ設定基準)への準拠状況を一元管理する ・すべてのリージョンの検出結果を1つのリージョンで集中管理する 最も効率的なアーキテクチャはどれか?

A
Amazon GuardDutyを委任管理者アカウントで有効化し、全アカウントの検出結果をAmazon S3に集約してAmazon Athenaでクエリする
GuardDutyの委任管理者はGuardDutyの検出結果のみを管理でき、Inspector・Macie・Configの統合やCIS準拠管理、クロスリージョン集約はできません。
B
AWS Security Hubを委任管理者アカウントで有効化し、クロスリージョン集約(Cross-Region Aggregation)を設定して全アカウント・全リージョンの検出結果を単一のアグリゲーションリージョンに集約し、CIS AWS Foundations Benchmarkセキュリティ標準を有効化する
✓ 正解
AWS Security HubはAWSのセキュリティ検出結果を一元管理するためのサービスです。AWS Organizations連携による委任管理者アカウントを設定することで全50アカウントの検出結果を集約できます。クロスリージョン集約機能により8つのリージョンの検出結果を1つのアグリゲーションリージョンに統合できます。GuardDuty・Config・Inspector・MacieはいずれもSecurity Hubとネイティブ統合されており、ASFF(Amazon Security Finding Format)に正規化されます。CIS AWS Foundations Benchmarkは組み込みのセキュリティ標準として提供されています。
C
Amazon EventBridgeのクロスアカウントイベントバスを各リージョンに設定し、全検出結果を中央アカウントのEventBridgeに転送してAmazon OpenSearch Serviceで分析する
EventBridge+OpenSearchの構成でも実現可能ですが、ASFF正規化・セキュリティ標準管理・クロスリージョン集約がネイティブに提供されるSecurity Hubに比べ構築・運用コストが大幅に高くなります。
D
AWS Configアグリゲータを設定して全アカウントとリージョンのリソース設定を集約し、AWS管理のConfigルールでCIS準拠チェックと各セキュリティサービスの検出結果を管理する
AWS ConfigアグリゲータはConfigルールの評価結果を集約しますが、GuardDuty・Inspector・Macieの検出結果を統合することはできません。

解説

AWS Security HubはAWSのセキュリティ検出結果を一元管理するためのサービスです。AWS Organizations連携による委任管理者アカウントを設定することで全50アカウントの検出結果を集約できます。クロスリージョン集約機能により8つのリージョンの検出結果を1つのアグリゲーションリージョンに統合できます。GuardDuty・Config・Inspector・MacieはいずれもSecurity Hubとネイティブ統合されており、ASFF(Amazon Security Finding Format)に正規化されます。CIS AWS Foundations Benchmarkは組み込みのセキュリティ標準として提供されています。 選択肢AはGuardDutyの委任管理者はGuardDutyの検出結果のみを管理でき、Inspector・Macie・Configの統合やCIS準拠管理、クロスリージョン集約はできません。 選択肢CはEventBridge+OpenSearchの構成でも実現可能ですが、ASFF正規化・セキュリティ標準管理・クロスリージョン集約がネイティブに提供されるSecurity Hubに比べ構築・運用コストが大幅に高くなります。 選択肢DはAWS ConfigアグリゲータはConfigルールの評価結果を集約しますが、GuardDuty・Inspector・Macieの検出結果を統合することはできません。

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