SCS検出

あるセキュリティオペレーションセンター(SOC:Security Operations Center)は、社内の脅威インテリジェンスプラットフォームから既知のC2(コマンド&コントロール)サーバーのIPアドレスリストを毎日更新しています。このIOC(Indicator of Compromise:侵害の痕跡)リストをAmazon GuardDutyの検出エンジンに組み込み、EC2インスタンスが既知のC2サーバーと通信した際に自動的にFindingを生成したいと考えています。 この要件を実現するために最も適切な方法はどれですか?

A
GuardDutyの「信頼済みIPリスト(TrustedIPList)」にC2サーバーのIPアドレスを登録する
TrustedIPListは誤検知抑制(安全なIPの登録)用機能であり、悪意あるC2サーバーのIP検出には使用しません。
B
GuardDutyの「脅威インテリジェンスセット(ThreatIntelSet)」にC2サーバーのIPリストをS3経由でアップロードする
✓ 正解
ThreatIntelSetはカスタム脅威インテリジェンスをGuardDutyに組み込む機能です。IPリストをS3に配置して登録すると、GuardDutyが通信検知時に自動的にFindingを生成します。
C
Amazon EventBridgeルールを作成し、VPC Flow LogsのIPをカスタムリストと照合するLambda関数を起動する
EventBridge + Lambdaでも実現可能ですが、GuardDutyのネイティブ機能を使わない過剰な実装となり、管理負荷が増大します。
D
AWS WAFのIPセットにC2サーバーのIPアドレスを登録し、GuardDutyと統合する
WAFはHTTPリクエストのフィルタリング用サービスであり、EC2のアウトバウンド通信の検出には対応していません。

解説

GuardDutyのThreatIntelSetは、カスタムの脅威インテリジェンスフィードをGuardDutyの検出エンジンに組み込む機能です。IPリストをS3に配置してThreatIntelSetとして登録すると、GuardDutyがVPC Flow LogsやDNSログを分析し、登録済みIPとの通信を検知した際に自動的にFindingを生成します。 選択肢AのTrustedIPListは逆の目的(誤検知抑制のための安全なIPの登録)に使用するものであり、悪意あるIPの検出には使えません。 選択肢CのEventBridge+Lambdaでも実現は可能ですが、GuardDutyのネイティブ機能を使わない過剰な実装となります。 選択肢DのWAFはHTTPリクエストのフィルタリング用であり、EC2のアウトバウンド通信の検出には対応していません。

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