SCSセキュリティの基盤とガバナンス
グローバルに展開する企業が、AWS Organizationsで60以上のAWSアカウントをUS、EU、APACの複数リージョンで運用しています。最高情報セキュリティ責任者(CISO:Chief Information Security Officer)から以下の要件が定められました。
・すべてのアカウント・すべてのリージョンにわたるAWS Configルールの準拠状況を、中央セキュリティアカウントから一元的に可視化する
・特定のConfigルール(例:暗号化未設定のS3バケット)に違反しているアカウントとリソースを横断的に特定する
・定期的にOrganization全体のコンプライアンスサマリーレポートを生成する
最も適切な構成はどれか?
A各アカウントでAWS Security Hubを有効化し、Organizations全体の委任管理者アカウントにセキュリティ検出結果を集約する
AWS Security Hubは脅威検出・セキュリティ検出結果(GuardDuty、Inspector等)の集約に優れていますが、Configルール準拠状況の横断的集約・詳細サマリーレポートにはConfig Aggregatorが適しています。
B中央セキュリティアカウントでAWS Config Aggregatorを作成し、AWS Organizationsをデータソースとして設定することで全アカウント・全リージョンのConfigデータを集約する
✓ 正解
AWS Config Aggregatorは、複数アカウント・複数リージョンのAWS Config設定データを単一アカウントに集約するための専用機能です。AWS Organizationsをデータソースとして設定することで、全メンバーアカウントのConfigルール準拠状況を自動的に一元可視化でき、横断的なコンプライアンスレポート生成が可能です。
CAWS CloudTrail Organizationsトレイルを中央管理アカウントで有効化し、すべてのAPIアクティビティをS3バケットに集約してAmazon Athenaでクエリする
AWS CloudTrail Organizationsトレイルは、APIアクティビティの監査ログ集約には適していますが、リソースの設定準拠状況(Configルール)を集約する機能ではありません。
DAWS Systems Manager Quick Setupを使用してConfigルールをOrganization全体に展開し、Systems Manager Explorerで準拠状況を可視化する
AWS Systems Manager Quick SetupはConfigルールの展開に使用できますが、マルチアカウント・マルチリージョンにわたるConfigルール準拠状況の集約・一元可視化はConfig Aggregatorが担います。
解説
AWS Config Aggregatorは、複数アカウント・複数リージョンのAWS Config設定データを単一アカウントに集約するための専用機能です。AWS Organizationsをデータソースとして設定することで、全メンバーアカウントのConfigルール準拠状況を自動的に一元可視化でき、横断的なコンプライアンスレポート生成が可能です。
選択肢AのAWS Security Hubは脅威検出・セキュリティ検出結果(GuardDuty、Inspector等)の集約に優れていますが、Configルール準拠状況の横断的集約・詳細サマリーレポートにはConfig Aggregatorが適しています。
選択肢CのAWS CloudTrail Organizationsトレイルは、APIアクティビティの監査ログ集約には適していますが、リソースの設定準拠状況(Configルール)を集約する機能ではありません。
選択肢DのAWS Systems Manager Quick SetupはConfigルールの展開に使用できますが、マルチアカウント・マルチリージョンにわたるConfigルール準拠状況の集約・一元可視化はConfig Aggregatorが担います。
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