SCSセキュリティの基盤とガバナンス
ある医療機関がAWSクラウド上で患者の医療記録システムを構築しています。米国の医療情報保護法(HIPAA:Health Insurance Portability and Accountability Act)への対応として、以下の資料・対応が必要です。
・AWSとのHIPAA BAA(Business Associate Agreement:業務委託契約)を電子的に締結する
・AWSのSOC 2 Type II、ISO 27001の最新監査レポートを入手して自社の監査人に提供する
・対応するAWSサービスのコンプライアンス関連資料を取得する
これらを実現するための最も適切なAWSサービスと手順はどれか?
AAWS Security HubでHIPAA向けのセキュリティ標準を有効化し、コンプライアンスダッシュボードのスコアとレポートを監査人に提供する
Security HubのHIPAA標準は、自社のAWSリソースがHIPAAの技術要件に準拠しているかを評価するものであり、AWSが取得した第三者認証レポートやBAAの締結機能はありません。
BAWS Artifactを使用して、HIPAAのBAAに電子署名(同意)し、SOC 2 Type IIとISO 27001の監査レポートをダウンロードして監査人に共有する
✓ 正解
AWS Artifactは、AWSのコンプライアンスレポート(SOC 1/2/3、ISO 27001/27017/27018、PCI DSS等)のセルフサービスダウンロードポータルと、AWSとの法的協定(HIPAA BAA、NDA等)の電子締結・管理機能を提供します。HIPAA BAAはAWS Artifact上でオンラインで署名・管理でき、最新の第三者監査レポートを即時取得できます。
CAWS Audit ManagerでHIPAAフレームワークを設定し、自社AWSリソースのコンプライアンスエビデンスレポートを生成して監査人に提供する
Audit Managerは自社AWSリソースへのコンプライアンスエビデンスを自動収集するサービスですが、AWSサービス自体の認証レポートを提供するものではありません。
DAWS ConfigのConformancePackにHIPAAテンプレートをデプロイしてコンプライアンス評価レポートをエクスポートし、AWSとの協定書として監査人に提出する
Config ConformancePackは自社リソースのConfig Rulesに基づく評価レポートを生成しますが、AWSとの法的協定の締結機能もAWSの認証レポートの取得機能もありません。
解説
AWS Artifactは、AWSのコンプライアンスレポート(SOC 1/2/3、ISO 27001/27017/27018、PCI DSS等)のセルフサービスダウンロードポータルと、AWSとの法的協定(HIPAA BAA、NDA等)の電子締結・管理機能を提供します。HIPAA BAAはAWS Artifact上でオンラインで署名・管理でき、最新の第三者監査レポートを即時取得できます。
選択肢AのSecurity HubのHIPAA標準は、自社のAWSリソースがHIPAAの技術要件に準拠しているかを評価するものであり、AWSが取得した第三者認証レポートやBAAの締結機能はありません。
選択肢CのAudit Managerは自社AWSリソースへのコンプライアンスエビデンスを自動収集するサービスですが、AWSサービス自体の認証レポートを提供するものではありません。
選択肢DのConfig ConformancePackは自社リソースのConfig Rulesに基づく評価レポートを生成しますが、AWSとの法的協定の締結機能もAWSの認証レポートの取得機能もありません。
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