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SCSセキュリティの基盤とガバナンス

ある多国籍企業がAWS Organizationsで管理する複数のAWSアカウントで、統一されたリソースタグ付けポリシーを実施したいと考えています。以下の要件があります。 ・タグキー「CostCenter」の値は特定のフォーマット(例:CC-から始まる)を維持する ・タグキー「Environment」の値を「Production」「Development」「Staging」の3種類のみに制限する ・タグキーの大文字・小文字の表記を組織全体で統一する(例:「environment」「ENVIRONMENT」を「Environment」に正規化する) ・準拠していないリソースを特定するコンプライアンスレポートを生成できる これらの要件を最も効率的に満たすAWSサービスと機能はどれか?

A
AWS ConfigのRequired-tagsマネージドルールを組織全体にデプロイし、非準拠リソースに対してAuto RemediationでSystems Manager Automationドキュメントを使ってタグを追加・修正する
Config required-tagsルールは特定タグの存在チェックには有効ですが、タグ値の大文字小文字の正規化や特定値セットへの詳細な制限はTag Policiesほど柔軟ではなく、コンプライアンスレポート機能も限定的です。
B
AWS OrganizationsのTag Policies(タグポリシー)を有効化し、ルートまたはOUにアタッチしてタグキー・許可値・大文字小文字の正規化(case treatment)ルールを定義する
✓ 正解
AWS OrganizationsのTag Policiesは、タグキーの大文字小文字の正規化(case treatment)、許可された値のリスト定義など詳細なタグルールを定義できる専用ポリシータイプです。組織のルート・OU・アカウントにアタッチでき、AWS Resource Groups タグエディターと連携して準拠していないリソースを特定するコンプライアンスレポートを生成できます。SCPとは独立して管理されます。
C
AWS Lambda関数でAmazon EventBridgeのすべてのリソース作成イベントを検知し、タグが規則に準拠していない場合に自動削除・再作成するカスタムRemediationを実装する
Lambda + EventBridgeによるカスタム実装は技術的に可能ですが、すべてのリソースタイプのCreate/Tag APIをカバーする必要があり、開発・保守コストが大きくなります。
D
Service Control Policy(SCP)のConditionキー「aws:RequestTag」と「aws:TagKeys」を使用して、タグが規則に準拠していないリソース作成APIコールを全OUで拒否する
SCPでのタグ条件による拒否は一部の要件には対応できますが、大文字小文字の正規化やコンプライアンスレポートの生成機能はなく、フォーマット検証も困難です。

解説

AWS OrganizationsのTag Policiesは、タグキーの大文字小文字の正規化(case treatment)、許可された値のリスト定義など詳細なタグルールを定義できる専用ポリシータイプです。組織のルート・OU・アカウントにアタッチでき、AWS Resource Groups タグエディターと連携して準拠していないリソースを特定するコンプライアンスレポートを生成できます。SCPとは独立して管理されます。 選択肢AのConfig required-tagsルールは特定タグの存在チェックには有効ですが、タグ値の大文字小文字の正規化や特定値セットへの詳細な制限はTag Policiesほど柔軟ではなく、コンプライアンスレポート機能も限定的です。 選択肢CのLambda + EventBridgeによるカスタム実装は技術的に可能ですが、すべてのリソースタイプのCreate/Tag APIをカバーする必要があり、開発・保守コストが大きくなります。 選択肢DのSCPでのタグ条件による拒否は一部の要件には対応できますが、大文字小文字の正規化やコンプライアンスレポートの生成機能はなく、フォーマット検証も困難です。

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