SCSデータ保護
ある製造業企業が、AWS上で動作する100以上のマイクロサービス間のmTLS(相互TLS認証)を実装しています。以下の要件があります。
・証明書の発行・失効・管理を完全にAWS上で行う
・インターネット上の公開CAは使用せずプライベート証明書を使用する
・証明書の失効チェック(CRL/OCSP)をサポートする
・ACMと統合して証明書をAWSリソースへ自動デプロイしたい
この要件を満たす最も適切なソリューションはどれか?
AACMパブリック証明書をRoute 53プライベートホストゾーンと組み合わせて使用する
ACMパブリック証明書は公開CA(Amazon Trust Services)により署名されるため、インターネット上で検証可能です。「公開CAを使用しない」要件に直接反し、プライベート環境要件を満たしません。
BAWS Private Certificate Authority (AWS Private CA) でプライベートCAを構築し、ACMと統合する
✓ 正解
Private CAはプライベート証明書の発行・失効・管理をフルサポートし、ACMとネイティブ統合できます。EC2・ECS・EKSへの自動デプロイも可能で、公開CA不使用のクローズドなPKI環境を要件通りに実現できます。
CAWS KMSの非対称キーペアでサービスごとに自己署名証明書を生成し、CloudHSMで鍵を管理する
KMS非対称キーペアでPKIを独自実装することは可能ですが、証明書発行・失効・ライフサイクル管理などの完全なPKIインフラ構築に膨大な実装・運用コストが必要です。マネージドサービス要件に合いません。
DACMでプライベート証明書を発行し、IAM証明書ストアで証明書ライフサイクルを管理する
IAM証明書ストアは旧来の機能で、ELBへのSSL/TLS証明書アップロードに使用されていました。証明書発行・失効・自動デプロイなどのPKI管理機能を持たないため、本要件を満たしません。
解説
AWS Private CAは内部PKIインフラをAWSのマネージドサービスとして構築できる専用サービスです。プライベート証明書の発行・管理・失効(CRL/OCSP)をフルサポートし、ACMとネイティブ統合することでEC2・ECS・EKS等への証明書自動デプロイが可能です。公開CAを一切使用しないクローズドなPKI環境を要件通りに実現できます。
選択肢AのACMパブリック証明書はインターネット上の公開CA(Amazon Trust Services)が署名するため、「公開CAを使用しない」という要件に反する。
選択肢CのKMS非対称キーペア + CloudHSMは独自PKIの実装に利用できるが、証明書発行・管理・失効の完全なPKIインフラを構築するには膨大な実装・運用コストがかかり、マネージドサービスの要件に合わない。
選択肢DのIAM証明書ストアはELBへのSSL/TLS証明書アップロードに使われていた旧来の機能であり、証明書発行やPKIライフサイクル管理機能を持たない。
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