ある上場企業のコンプライアンス担当者が、外部監査法人から以下の2つの要件を求められた。 ①AWSが取得しているSOC 2 Type IIレポートおよびISO 27001認証書の提出 ②医療データを扱う関連会社のためのAWSとのHIPAA Business Associate Agreement(BAA)の締結 これらを一元的に対応できるAWSサービスはどれか。
AWS Artifactは、AWSのセキュリティ・コンプライアンスレポートへのオンデマンドアクセスと、AWSとの契約管理を提供するセルフサービスポータルです。 AWS Artifactには2つの主要機能があります。 ・AWS Artifact Reports:SOC 2 Type II、PCI DSS AOC、ISO 27001認証書など200以上のコンプライアンス文書をダウンロードできる ・AWS Artifact Agreements:HIPAA BAA、GDPR DPA(Data Processing Addendum)などAWSとの個別契約を締結・管理できる これらはAWS側が発行する証明書・契約であり、他のサービスでは代替できません。監査対応や規制要件への準拠を証明する際に最初に利用すべきサービスです。 選択肢AのAWS Audit Managerは自社のAWS利用状況を評価して監査証跡を生成するサービスであり、AWSのコンプライアンスレポートや契約書の提供は行わない。 選択肢BのAWS Security Hubはセキュリティ検出結果を集約・優先付けするサービスであり、AWSのコンプライアンス証明書の発行・提供機能はない。 選択肢DのAWS Configはリソースの設定変更履歴と適合性評価を行うサービスであり、AWSのコンプライアンス証明書の取得や契約管理機能はない。