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SCSデータ保護

ある企業が、本番環境で稼働中の暗号化されていないAmazon RDS for MySQLインスタンスのデータをKMS CMK(カスタマー管理キー)で暗号化する必要があります。以下の制約があります。 ・既存データを完全に保持すること(データ損失は許容されない) ・メンテナンスウィンドウ内での短時間停止は許容可能 ・新規に作成するKMS CMKで暗号化すること この移行を実現する最も適切な手順はどれか?

A
既存RDSインスタンスのコンソールで「暗号化」設定を有効にし、インスタンスを再起動して暗号化を適用する
RDSコンソールで既存インスタンスの「暗号化」設定を後から変更する機能は存在しません。暗号化の有効/無効はインスタンス作成時のみ選択可能です。
B
既存インスタンスのスナップショットを取得し、そのスナップショットをKMS CMKを指定して暗号化コピーとして作成し、暗号化コピーから新しいRDSインスタンスをリストアする
✓ 正解
Amazon RDSでは既存の非暗号化インスタンスをインプレースで暗号化状態に変更することはできません(暗号化はインスタンス作成時にのみ指定可能)。AWSが推奨する標準手順は、①非暗号化スナップショット作成 → ②スナップショットコピー時にKMS CMKを指定して暗号化スナップショット作成 → ③暗号化スナップショットから新しいインスタンスをリストア、です。
C
RDSの自動バックアップを有効にして次のバックアップ取得後、KMSキーを指定してバックアップを暗号化バージョンに変換する
自動バックアップを「暗号化バージョンに変換する」機能はRDSに存在しません。自動バックアップは元インスタンスと同じ暗号化状態で保存されます。
D
既存インスタンスのMulti-AZ設定を有効にし、スタンバイインスタンス側でのみ暗号化を有効にしてフェイルオーバーを実行する
Multi-AZでスタンバイのみ暗号化するという設定はサポートされておらず、Multi-AZの両ノードは同一の暗号化設定を共有します。

解説

Amazon RDSでは既存の非暗号化インスタンスをインプレースで暗号化状態に変更することはできません(暗号化はインスタンス作成時にのみ指定可能)。AWSが推奨する標準手順は、①非暗号化スナップショット作成 → ②スナップショットコピー時にKMS CMKを指定して暗号化スナップショット作成 → ③暗号化スナップショットから新しいインスタンスをリストア、です。 選択肢AのRDSコンソールで既存インスタンスの「暗号化」設定を後から変更する機能は存在しません。暗号化の有効/無効はインスタンス作成時のみ選択可能です。 選択肢Cの自動バックアップを「暗号化バージョンに変換する」機能はRDSに存在しません。自動バックアップは元インスタンスと同じ暗号化状態で保存されます。 選択肢DのMulti-AZでスタンバイのみ暗号化するという設定はサポートされておらず、Multi-AZの両ノードは同一の暗号化設定を共有します。

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