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SCS検出

あるSaaS企業は、ユーザーが任意のファイルをAmazon S3バケットにアップロードできるサービスを提供しています。アップロードされたファイルにマルウェアが含まれていた場合に備え、アップロード直後に自動スキャンを実行し、感染ファイルにタグを付けて隔離フローをトリガーしたいと考えています。開発チームへの実装負担を最小化しつつこの要件を満たすAWSの推奨アプローチはどれですか?

A
Amazon Inspector v2 を有効化し、S3バケットに対してコンテナイメージスキャンを実行する
Inspector v2はEC2インスタンスやECRコンテナイメージの脆弱性スキャン用であり、S3にアップロードされた任意のファイルのマルウェア検出には対応していません。
B
Amazon GuardDuty の Malware Protection for S3 を有効化し、オブジェクトアップロード時のスキャンと検出結果に基づくオブジェクトタグ付けを利用する
✓ 正解
GuardDuty Malware Protection for S3はオブジェクトアップロード時にマルウェアスキャンを自動実行し、検出結果をタグで付与してEventBridgeと連携できる専用機能です。
C
Amazon Macie を使用し、バケット内の新規オブジェクトに対してカスタム分類ジョブをスケジュール実行する
Macieはパーソナル識別情報(PII)や機密データの検出に特化したサービスであり、マルウェア検出機能は提供していません。
D
AWS Lambda 関数をS3イベント通知と連携させ、サードパーティのウイルス対策エンジンでファイルをスキャンする
Lambda関数とサードパーティエンジンの組み合わせは技術的には実現可能ですが、マネージドサービスと比較して開発・運用コストが大きく増加します。

解説

Amazon GuardDuty の Malware Protection for S3 は、S3バケットへのオブジェクトアップロード(PutObjectイベント)をトリガーとしてマルウェアスキャンをマネージドで実行します。スキャン結果はオブジェクトにタグ(GuardDutyMalwareScanStatus)として自動付与され、Amazon EventBridgeと連携することで感染ファイルの自動隔離やアラート送信が実現できます。 選択肢A(Inspector v2)はEC2インスタンスやECRコンテナイメージの脆弱性スキャンが主な用途であり、S3にアップロードされた任意ファイルのマルウェアスキャンには対応していません。 選択肢C(Macie)はS3内のPII(個人識別情報)や機密データの検出を目的としており、マルウェア検出機能はありません。 選択肢D(Lambda+サードパーティ)も技術的には実現可能ですが、マネージドサービスと比較して開発・運用コストが高く、AWSの推奨アプローチではありません。

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