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SCSインシデント対応

ある企業のセキュリティチームが、Amazon GuardDutyが「高重大度(High Severity 7.0以上)」の検出結果を発出した際に、次の順序でアクションを自動実行するワークフローを構築したいと考えています。 ①影響を受けたEC2インスタンスのセキュリティグループを全通信拒否の隔離用に変更 ②対象EC2インスタンスのEBSスナップショットを作成 ③スナップショット作成の完了を確認してからセキュリティチームへAmazon SNS通知 ④インシデント記録をAWS Systems Manager OpsItemとして登録 ステップ間の状態管理・非同期処理の完了待機・エラー時のリトライが必要です。最も適切なアーキテクチャはどれですか?

A
Amazon EventBridgeルールでGuardDutyの高重大度検出結果を検知し、単一のAWS Lambda関数で全4ステップを順次実行する
技術的には実装可能ですが、EBSスナップショット完了待機でLambdaの最大15分タイムアウトに抵触するリスクがあり、ステップ間の状態管理やリトライロジックをすべて自前実装する必要があります。
B
Amazon EventBridgeルールでGuardDutyの高重大度検出結果を検知し、AWS Step Functionsステートマシンを起動してLambda・SNS・Systems Managerを順次オーケストレーションする
✓ 正解
EventBridgeでGuardDutyの高重大度検出結果を検知してStep Functionsを起動することで、非同期完了待機・リトライ・エラーハンドリングを宣言的に実装でき、複数サービスにわたる多段階インシデント対応フローの最適なアーキテクチャです。
C
AWS ConfigルールでGuardDutyの検出結果を評価し、非準拠リソースに対してSystems Manager Automationドキュメントで自動修復する
リソースの設定変更に対するコンプライアンス評価・修復パターンのサービスであり、GuardDutyの脅威検出イベントをトリガーとした多段階インシデント対応フローのオーケストレーションには設計上適していません。
D
GuardDutyの検出結果をAmazon SNSでAWS Chatbotに転送してSlackチャンネルに通知し、セキュリティチームが手動でEC2の隔離・スナップショット取得を実施する
セキュリティチームへのアラート通知手段としては有効ですが、セキュリティグループの自動変更・EBSスナップショット作成・Systems Manager OpsItem登録などの自動修復アクションを実行できません。

解説

AWS Step Functionsは、複数ステップにわたる処理の状態管理・条件分岐・待機・リトライ・エラーハンドリングをビジュアルなステートマシンとして実装できるサーバーレスオーケストレーションサービスです。EBSスナップショットの非同期完了待機(Wait状態でポーリング)、ステップ失敗時の自動リトライ(Retry設定)、エラー時の代替フロー(Catch)をコードなしに宣言的に定義できます。Amazon EventBridgeがGuardDutyの重大度フィルタリングを行いStep Functionsを起動し、各ステップでLambda・SNS・Systems Manager APIを呼び出す構成がベストプラクティスです。 選択肢Aの単一Lambda関数は実装可能ですが、EBSスナップショット完了待機のような長時間処理でLambdaの最大15分タイムアウトに抵触するリスクがあり、ステップ間の状態管理・リトライロジックをすべて自前実装する必要があります。 選択肢CのAWS Config+Systems Manager Automationは設定変更に対するコンプライアンス違反の自動修復パターンで、GuardDutyの脅威検出イベントをトリガーとした複数サービスにわたる多段階インシデント対応フローのオーケストレーションには設計上適していません。 選択肢DのSNS+Chatbot+Slack通知は人間へのアラート手段として有効ですが、セキュリティグループの自動変更・スナップショット作成・OpsItem登録といった自動修復アクションを実行できません。

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