ある金融機関は、AWS Organizations配下の40のAWSアカウントに数百のS3バケットを保有しています。コンプライアンス要件として、個人情報(PII)を含むS3バケットを継続的に特定し、新たにPIIを含むオブジェクトがアップロードされた際にセキュリティチームへ自動通知する必要があります。運用コストを最小限に抑えながらこの要件を満たす構成として最も適切なものはどれですか?
Amazon MacieはAI/MLを使用してS3バケット内の機密データ(PII・クレジットカード番号・医療情報など)を自動的に検出・分類するマネージドサービスです。AWS Organizationsと統合することで、委任管理者アカウントから組織内の全アカウントに対してMacieを一括有効化・管理できます。新しいオブジェクトのスキャン結果はAmazon EventBridgeにリアルタイムで送信されるため、EventBridgeルールとSNSトピックを組み合わせることで追加の大規模開発なしに自動通知を実現できます。 選択肢AのAmazon GuardDutyは不正アクセスや脅威行動の検出に特化しており、S3オブジェクト内のデータコンテンツを解析してPIIを識別・分類する機能はありません。 選択肢CのAWS Config Rulesは暗号化設定や公開アクセス設定などのバケット構成コンプライアンス評価には有効ですが、オブジェクトのコンテンツを分析してPIIを検出する機能を持っていません。 選択肢DのAmazon Inspectorはネットワーク到達性とソフトウェア脆弱性の評価ツールであり、S3バケット内オブジェクトのコンテンツスキャンによるPII検出機能はありません。