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SCS検出

あるセキュリティアナリストが、過去3ヶ月間のAWSアカウント全リージョンにおけるAPIアクティビティを調査し、特定のS3バケットに対してDeleteObject操作を実行したIAMプリンシパルを特定したい。CloudTrailログはS3バケットにリージョン・アカウントIDごとのプレフィックス構造で3ヶ月分(数億件のレコード)が蓄積されている。クエリのコストと応答時間を最小化しながら条件に一致するイベントを効率的に抽出するために最も適切な方法はどれか。

A
Amazon Athenaでパーティション射影を設定してリージョン・日付でパーティション化したCloudTrailテーブルを作成し、eventName='DeleteObject'でフィルタリングしてスキャン対象を絞り込む。
✓ 正解
Amazon Athenaのパーティション射影はS3のフォルダ構造をパーティションとして自動認識し、クエリ対象ファイルを絞り込むことでスキャンコストと応答時間を大幅に削減できる。
B
Amazon Athenaを使用するが、パーティション設定は行わずGlueクローラーでスキーマを自動検出し、全ログをスキャンしながらWHERE句でeventNameとuserIdentityによるフィルタリングを実施する。
Amazon AthenaでGlueクローラーを使用しても、パーティション未設定では全ログをスキャンするためコストが増大し、応答時間の最小化という要件を満たせない。
C
CloudWatch Logs Insightsを使用し、CloudTrailが配信するロググループに対してfilterコマンドでeventName='DeleteObject'を指定し、statsコマンドでプリンシパル別に集計する。
CloudWatch Logs InsightsはCloudWatch Logsロググループに配信済みのログのみクエリ可能であり、S3バケットに蓄積されたCloudTrailログを直接検索することはできない。
D
CloudWatch Logs Insightsを使用してCloudTrailログを分析するため、まずCloudTrail証跡の設定でCloudWatch Logsへのストリーミング配信を有効化してから、過去3ヶ月のデータを対象にInsightsクエリを実行する。
CloudTrail証跡でCloudWatch Logsへのストリーミングを有効化しても、過去3ヶ月間にS3に蓄積済みのログは取り込まれないため、遡及的なクエリ要件を満たすことができない。

解説

S3蓄積のCloudTrailログはAmazon Athenaのパーティション射影を使うことで、S3フォルダ構造をパーティションとして活用してスキャン量を絞り込みコストと応答時間を最小化できる。CloudWatch Logs InsightsはS3上のログを直接クエリできない。

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