無限ノック › SCS 練習問題一覧 › 問題
SCSアイデンティティとアクセス管理

ある金融機関のCISOは最小権限の原則を徹底するため、「過去90日間に一度も使用されていないIAM権限・ロール・アクセスキーを組織的に特定し、削除または縮小する」プロセスを確立しようとしています。AWSアカウントには300以上のIAMロールと100人以上のIAMユーザーが存在します。このユースケースに最も適切なAWSサービスと設定はどれですか?

A
IAM Access Analyzerで「未使用アクセス(Unused access)」タイプのアナライザーを作成し、未使用のIAMロール・アクセスキー・パスワード・権限に関するファインディングをレビューして最小権限ポリシーを生成する
✓ 正解
IAM Access Analyzer の未使用アクセスアナライザーは CloudTrail データを基に、未使用のロール・アクセスキー・パスワード・権限の 4 種類のファインディングを生成し、最小権限ポリシーの自動生成機能も備える。300 以上のロールを効率的に分析できるマネージドサービスとして最適。
B
IAM Access Analyzerで「外部アクセス(External access)」タイプのアナライザーを作成し、組織外部に公開されているリソースから未使用の過剰権限を特定する
IAM Access Analyzer の外部アクセスアナライザーは S3・KMS・SQS などのリソースが組織外部から到達可能かを検出するサービスであり、IAM ロールやアクセスキーの使用状況を分析する機能を持たない。未使用権限の特定という本要件には適合しない。
C
AWS CloudTrailのログをAmazon Athenaでクエリし、過去90日間に各IAMエンティティが呼び出したAPIアクションを手動集計して不要なポリシーをレビューする
CloudTrail ログを Athena でクエリする方法は技術的には可能だが、300 以上の IAM エンティティに対して定期的に手動で実施するのは非効率である。クエリ設計・メンテナンス・集計処理の負荷が高く、AWS が推奨するスケーラブルなアプローチではない。
D
AWS Configのマネージドルールiam-user-unused-credentials-checkを有効化し、90日間使用されていないIAMポリシーのアクションを自動的に検出・削除する
iam-user-unused-credentials-check はアクセスキーやパスワードの未使用日数を検出する Config ルールであるが、ポリシー内の未使用アクションを検出する機能はなく、ポリシーの自動削除も行わない。IAM 権限の網羅的な未使用分析には対応していない。

解説

IAM Access Analyzerの「未使用アクセス(Unused access)アナライザー」は、CloudTrailのデータに基づきIAMエンティティの実際の使用状況を分析し、以下の4種類のファインディングを生成します。 ①未使用のIAMロール(最終使用日から指定期間経過) ②未使用のIAMアクセスキー ③未使用のIAMユーザーパスワード ④未使用のアクセス権限(ポリシーに含まれるが一度も呼ばれていないアクション) さらに、ファインディングに基づいて「実際に使用されたアクションのみを含む最小権限ポリシー」を自動生成する機能も備えています。300以上のロールを効率的に分析するにはこのマネージドサービスが最適です。 選択肢Bの外部アクセスアナライザーは、S3・KMS・SQSなどのリソースが組織外部から到達可能かどうかを検出するもので、IAM権限の使用状況分析には対応していない。 選択肢CのCloudTrail+Athenaのアプローチは技術的には可能だが、300以上のIAMエンティティに対して定期的に手動で行うのは非効率であり、AWSが推奨するアプローチではない。 選択肢Dのiam-user-unused-credentials-checkはアクセスキーやパスワードの未使用日数を検出するConfig Ruleであり、ポリシー内の未使用アクションを検出したりポリシーを自動削除したりする機能はない。

ドメイン別正答率・予想スコアでリアルタイムに実力把握

無限ノックでSCSを徹底対策。全問AI生成のオリジナル問題。

無料で演習を始める →
← SCS の問題一覧に戻る