無限ノック › SCS 練習問題一覧 › 問題
SCSインフラストラクチャのセキュリティ

ある金融機関は、AWS Organizationsで管理する20のAWSアカウントに300台のEC2インスタンスを分散して運用しています。セキュリティ監査により、多くのインスタンスがIMDSv1(HTTPベースのインスタンスメタデータ)をサポートしており、SSRF攻撃によってIAM認証情報が奪取されるリスクがあることが判明しました。セキュリティチームは「既存インスタンスへのIMDSv2強制適用」と「新規インスタンスでのIMDSv1使用防止」の両方を、実行中ワークロードを中断せずに達成する必要があります。最も効果的なアプローチはどれですか?

A
OrganizationsのSCPにec2:MetadataHttpTokensがrequired以外の場合にec2:RunInstancesを拒否する条件を追加し、AWS ConfigマネージドルールEC2-imdsv2-checkにSSM Automationによる自動修復を設定して既存インスタンスのメタデータオプションを変更する
✓ 正解
SCPで新規インスタンスのIMDSv1起動をOrganizations全アカウントで予防し、AWS ConfigルールとSSM Automation自動修復で既存インスタンスを継続的に評価・修正します。「既存修正」と「新規予防」の両要件を実行中ワークロードを中断せずに達成できます。
B
すべてのEC2起動テンプレートをHttpTokens: requiredに更新し、EC2インスタンスステートチェンジイベントをトリガーとするLambda関数を作成して実行中インスタンスのメタデータオプションを動的に修正する
起動テンプレートの更新は新規インスタンスへのIMDSv2強制に有効ですが、既存の実行中インスタンスには適用されません。Lambdaによる動的修正はイベント駆動で全インスタンスを網羅的に修正できる保証がなく、選択肢Aの組み合わせより確実性が低いです。
C
AWS Security HubのFSBP標準を有効化し、IMDSv2チェックコントロールをOrganizations全体で有効にして非準拠インスタンスをダッシュボードで把握する
Security HubのFSBP標準はIMDSv2への準拠状態をOrganizations全体で可視化・検知するのに役立ちますが、自動修復機能を持ちません。非準拠インスタンスの特定はできても、既存インスタンスの修正や新規インスタンスの防止には別手段が必要です。
D
SCPでec2:MetadataHttpPutResponseHopLimitを1に制限する条件を追加し、ネットワークホップを制限することでメタデータAPIへのSSRFアクセスを完全に防止する
HopLimitを1に設定するとコンテナ環境などネットワークホップを介したSSRFアクセスを制限できますが、同一ホスト上の直接アクセスは防止できません。IMDSv1自体を無効化するわけではないため、SSRF脆弱性リスクの完全排除にはなりません。

解説

IMDSv2はトークンベースのセッション認証を採用し、SSRFによる不正なメタデータアクセスを防止する。本要件は「既存インスタンスの修正」と「新規インスタンスの予防」の両面が求められる。 SCPにec2:MetadataHttpTokensがrequiredでない場合にec2:RunInstancesを拒否する条件を追加することで、Organizations全アカウントで新規インスタンス起動時のIMDSv1使用を防止できる。さらにAWS ConfigマネージドルールEC2-imdsv2-checkは既存インスタンスの準拠状態を継続的に評価し、SSM Automationによる自動修復でmodify-instance-metadata-optionsを実行して非準拠インスタンスを修正できる。この2つの組み合わせで既存・新規両方の要件を満たす。 選択肢Bの起動テンプレート更新は新規起動インスタンスには有効だが、既存の実行中インスタンスへの適用には別の仕組みが必要。 選択肢CのSecurity Hub FSBPはIMDSv2の準拠状態を可視化するが、自動修復機能は持たない。 選択肢DのHopLimit制限はコンテナ環境のSSRF経路制限に有効だが、IMDSv1を無効化するものではなくSSRFリスクを完全排除する手段ではない。

ドメイン別正答率・予想スコアでリアルタイムに実力把握

無限ノックでSCSを徹底対策。全問AI生成のオリジナル問題。

無料で演習を始める →
← SCS の問題一覧に戻る