SCSインシデント対応
ある企業のAmazon GuardDutyが1週間にわたって複数のEC2インスタンスから「Behavior:EC2/NetworkPortUnusual」の検出結果を断続的に報告しています。セキュリティチームは、これらが単独の誤検知なのか、複数リソースにまたがる協調した攻撃活動の一部なのかを判断する必要があります。EC2インスタンス・IPアドレス・IAMプリンシパルなどのエンティティ間の関係を時系列グラフで視覚的に分析するために最も適切なサービスはどれですか?
AAmazon CloudWatch Logs InsightsでVPCフローログをクエリし、関与するIPアドレスのトラフィックパターンを統計的に分析する
CloudWatch Logs InsightsはVPCフローログのクエリと統計分析には有効ですが、GuardDutyの検出結果と紐付けてエンティティ間の関係を自動的にグラフ化する機能は持っていません。
BAWS Security HubでGuardDutyの複数の検出結果を集約し、CIS Benchmarkとの乖離を基に対応の優先度を決定する
Security Hubは複数のAWSセキュリティサービスから検出結果を集約して優先度付けする目的に特化しており、エンティティ間の関係を深掘り調査するグラフ分析機能は提供していません。
CAmazon Detectiveのグラフ分析機能で関連エンティティ間の関係をビジュアルトレースし、GuardDutyの検出結果と連携して調査する
✓ 正解
Amazon Detectiveは複数ソースのログを自動取り込みし、機械学習でエンティティの関係を動的グラフとして可視化します。GuardDutyの複数検出結果が同一攻撃に属するかを視覚的に判断するのに最適です。
DAWS CloudTrail Lakeで関連するAPIコールをSQLクエリで横断抽出し、攻撃の詳細なタイムラインを時系列で再構成する
CloudTrail LakeはSQLクエリでAPIコールのタイムライン再構成には有効ですが、EC2インスタンスやIPアドレスなどエンティティ間の関係を自動グラフ化する機能はありません。
解説
Amazon Detectiveは、AWS CloudTrail・VPCフローログ・GuardDuty検出結果などのデータを自動収集し、機械学習と統計的手法によってエンティティ(EC2インスタンス・IAMロール・IPアドレス等)間の関係を動的グラフとして可視化するセキュリティ調査サービスです。GuardDutyの検出結果を起点として、関連するリソースや過去の行動パターンをビジュアルにたどることで、複数の検出結果が同一の攻撃キャンペーンに属するかどうかを効率的に判断できます。
選択肢AのCloudWatch Logs Insightsはログの検索・集計には優れていますが、エンティティ間の関係を自動的にグラフ化する機能はありません。
選択肢BのSecurity Hubは複数サービスの検出結果を集約・正規化しますが、エンティティ間の因果関係やグラフ分析には対応していません。
選択肢DのCloudTrail LakeはSQLでAPIコールを横断分析できますが、エンティティグラフの自動構築や時系列ビジュアル化は提供していません。
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