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SAP既存のソリューションの継続的改善

ヘルスケア企業がAWS Organizationsで12のAWSアカウントを運用しています。セキュリティ監査で複数アカウントにわたる以下の違反が発覚しました。 ・S3バケットのパブリックアクセス有効化 ・EC2セキュリティグループへのポート22/3389に対する0.0.0.0/0許可 ・KMSカスタマーマネージドキーの自動ローテーション無効化 ・RDSインスタンスのストレージ暗号化未設定 要件は次のとおりです。 ①S3パブリックアクセスとSGの過剰許可を15分以内に自動修復 ②KMS・RDS違反はDBチームによる手動確認が必要なためアラート通知のみ ③全アカウントのコンプライアンス状況を一元ダッシュボードで管理 ④将来追加される新規アカウントにも自動適用 最小の運用オーバーヘッドでこれらの要件を満たすアーキテクチャはどれですか?

A
CloudFormation StackSetsでConfig管理ルール(S3公開アクセス禁止・SSH/RDP制限・KMSローテーション・RDS暗号化)を全アカウントに展開し、S3・SGにはSSM Automation自動修復アクション、KMS・RDS違反はEventBridge→SNSでアラートのみ送信する。Security HubにConfigを統合してマルチアカウントのコンプライアンスダッシュボードを構築する。
✓ 正解
Config管理ルール+SSM Automation修復の組み合わせは設定コンプライアンスの継続検出と自動修復の標準パターンです。StackSetsでOrganizations内の全アカウントに展開でき新規アカウントにも自動適用されます。KMS・RDS違反のEventBridge→SNSアラートのみという要件も正確に実装でき、Security Hub統合でマルチアカウントのコンプライアンスダッシュボードも実現します。
B
GuardDutyをOrganizations統合で全アカウントに有効化し、検出結果をEventBridge→Lambdaに送信して設定違反を自動修復する。Security Hubで検出結果を集約しカスタムインサイトでコンプライアンスダッシュボードを構築する。Config Aggregatorをメトリクス補完として追加する。
GuardDutyは不正アクセスや不審な動作を検出する脅威インテリジェンスサービスです。KMSキーのローテーション未設定やRDSの暗号化未設定といった設定コンプライアンス違反の検出機能はなく、本シナリオの要件には対応できません。設定コンプライアンスの検出にはAWS Configが必要です。
C
Config適合パック「Operational Best Practices for Security」をOrganizations経由で全アカウントに展開し、Config AggregatorでマルチアカウントのビューとCloudWatchダッシュボードを設定する。違反検出時はSystems Manager Patch Managerで自動修復ジョブを実行する。
Config適合パックは複数のConfig管理ルールをまとめてデプロイする機能ですが、SSM Automation自動修復アクションは別途設定が必要で適合パック自体には含まれません。Systems Manager Patch ManagerはEC2のOSパッチ管理ツールであり、S3公開アクセスやSG設定違反の自動修復には使用できません。
D
Firewall Managerのセキュリティポリシーで全アカウントのS3ブロックパブリックアクセスとSGルールを強制管理し、Security Hubの自動修復機能でKMS・RDS違反に対応する。Config AggregatorとAmazon QuickSightで統合コンプライアンスダッシュボードを構築する。
Firewall ManagerはS3ブロックパブリックアクセスの管理は可能ですが、KMS・RDS設定コンプライアンスは管理対象外です。Security Hubはセキュリティ検出結果の集約・可視化サービスでありネイティブの自動修復機能はありません。またKMS・RDS違反を自動修復しようとしている設計が手動確認のみという要件に反します。

解説

AWS ConfigとSSM Automationを組み合わせた設定コンプライアンス自動修復パターンが、本要件を最も正確に満たします。Config管理ルールは設定違反を継続的に検出し、ルールに紐付けたSSM Automationドキュメントが自動修復を15分以内に実行します。修復不要なKMS・RDS違反はEventBridgeルールでSNSに通知するのみとし、DBチームによる手動対応を促す設計にできます。CloudFormation StackSetsをOrganizationsと連携することで既存・新規アカウント双方に一貫してConfig設定を自動適用できます。Security HubはConfigと統合することで検出結果を集約し、マルチアカウントのコンプライアンスダッシュボードを提供します。 選択肢BのGuardDutyは不正アクセスや異常動作を検出する脅威インテリジェンスサービスであり、「KMSキーのローテーション未設定」「RDS暗号化未設定」などの設定コンプライアンス違反を検出する機能はありません。 選択肢CのConfig適合パックは複数のConfig管理ルールをパッケージ化するもので自動修復アクションは含まれず、Systems Manager Patch ManagerはOSパッチ管理ツールであってConfig違反の修復には使用できません。 選択肢DのFirewall ManagerはS3ブロックパブリックアクセスやSGポリシーを管理できますが、Security HubにはConfig違反のネイティブ自動修復機能がなく、またKMS・RDS違反を自動修復しようとしている点が手動確認のみという要件に反します。

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