無限ノック › SAP 練習問題一覧 › 問題
SAP新しいソリューションのための設計

大規模金融機関がAWSのマルチアカウントネットワークアーキテクチャを再設計しています。この企業には4つのビジネスユニット(BU)にまたがる70のAWSアカウントがあり、現在はVPCピアリングによる接続が限界に達しています。 【要件】 ・すべてのBU間(East-West)トラフィックおよびインターネット宛(North-South)トラフィックは、ステートフルパケットインスペクション機能を持つ集中型検査ポイントを通過させること ・異なるBU間での直接ルーティングは禁止(BU間通信はすべて検査VPCを経由させること) ・共有サービスVPC(Active Directory、DNS、監視基盤)は全BUアカウントから到達可能にすること ・オンプレミスとの接続:2か所の異なるロケーションのAWS Direct Connectをアクティブ/アクティブ構成で使用し、いずれかのロケーション障害時も通信継続すること。現在は各アカウントに個別のプライベートVIFを設定しており、コストが高騰している ・VPC Flow Logsはコンプライアンス要件により7年間保持、かつストレージコストを最小化すること この金融機関のネットワークアーキテクチャとして最も適切なものはどれですか?

A
AWS Transit Gatewayを展開し、BUごとに専用のルートテーブルを作成する。各BUのVPCアタッチメントはそのBU専用ルートテーブルに関連付け、共有サービスVPCへの静的ルートと検査VPC(Inspection VPC)へのデフォルトルートのみを設定することでBU間直接ルーティングを排除する。Inspection VPCにAWS Network Firewallを展開し、Transit GatewayのInspection VPCアタッチメントでアプライアンスモードを有効化する。2か所のDirect ConnectをAWS Direct Connect Gatewayに集約しTransit VIF(トランジット仮想インターフェース)を介してTransit Gatewayと関連付けることでアクティブ/アクティブ接続を実現する。VPC Flow Logsを専用のログアーカイブアカウントのAmazon S3に集約し、90日後にS3 Glacier Deep Archiveへ移行するライフサイクルポリシーを設定する。
✓ 正解
TGW複数ルートテーブルによるBU間分離とInspection VPC集中配置が正解パターンです。Network FirewallはTGWアプライアンスモード有効化が必須(非対称ルーティング防止)。DX GatewayとTransit VIFで複数DXロケーションを一元集約しアカウント単位VIFを廃止してコスト削減。S3 Glacier Deep Archiveは7年保持で最安価です。
B
AWS Transit Gatewayにデフォルトルートテーブルを1つのみ作成し、すべてのVPCとDirect Connect GatewayをこのTransit Gatewayにアタッチしてルート伝播を有効化する。集中的なトラフィック検査は共有サービスVPC内にAWS Network Firewallを展開して対応する。2か所のDirect ConnectはLink Aggregation Group(LAG:複数の物理回線を束ねて帯域を増やす技術)で同一ロケーションとして束ねTransit Gatewayに接続する。VPC Flow LogsはAmazon CloudWatch Logsに送信し、ロググループの保持期間を7年に設定する。
AWS Transit Gatewayにデフォルトルートテーブルを1つのみ作成し、すべてのVPCとDirect Connect GatewayをこのTransit Gatewayにアタッチしてルート伝播を有効化する方法はデフォルトルートテーブルはすべてのVPCが同一ルートテーブルに関連付けられるためBU間分離が不可能です。
C
現在のVPCピアリング構成を維持しつつ、AWS Firewall Managerを使用して全アカウントに共通のNetwork Firewallポリシーを配布する分散型インスペクションモデルを採用する。各BUの代表アカウントにTransit Gatewayを個別に展開し、Transit VIFで各アカウントのTransit Gatewayをオンプレミスに接続する。VPC Flow LogsをAmazon S3に保存し、S3 Intelligent-Tieringを適用してコストを最適化する。
AWS Firewall Managerを使用して全アカウントに共通のNetwork Firewallポリシーを配布する方法は現在のVPCピアリングは70アカウントでO(n²)スケール問題が発生します。
D
AWS Transit Gatewayを展開し、AWS Resource Access Manager(RAM)を使用してTransit Gatewayを全BUアカウントと共有する。共有サービスへのアクセスはAWS PrivateLinkで各サービスをBUアカウントに公開する。トラフィック検査はAWS WAFをTransit Gatewayのルーティングポリシーと組み合わせて実施する。2か所のDirect ConnectはそれぞれTransit VIFで直接Transit Gatewayに接続する。VPC Flow LogsはAmazon S3に保存し、7年間保持するライフサイクルポリシーを設定する。
AWS Transit Gatewayを展開し、AWS Resource Access Manager(RAM)を使用してTransit Gatewayを全BUアカウントと共有する方法はWAFはHTTP L7専用であり、IPパケットレベルのステートフルインスペクションには使用できません。

解説

TGW複数ルートテーブルによるBU間分離とInspection VPC集中配置が正解パターンです。Network FirewallはTGWアプライアンスモード有効化が必須(非対称ルーティング防止)。DX GatewayとTransit VIFで複数DXロケーションを一元集約しアカウント単位VIFを廃止してコスト削減。S3 Glacier Deep Archiveは7年保持で最安価です。 選択肢BのAWS Transit Gatewayにデフォルトルートテーブルを1つのみ作成し、すべてのVPCとDirect Connect GatewayをこのTransit Gatewayにアタッチしてルート伝播を有効化する方法はデフォルトルートテーブルはすべてのVPCが同一ルートテーブルに関連付けられるためBU間分離が不可能です。 選択肢CのAWS Firewall Managerを使用して全アカウントに共通のNetwork Firewallポリシーを配布する方法は現在のVPCピアリングは70アカウントでO(n²)スケール問題が発生します。 選択肢DのAWS Transit Gatewayを展開し、AWS Resource Access Manager(RAM)を使用してTransit Gatewayを全BUアカウントと共有する方法はWAFはHTTP L7専用であり、IPパケットレベルのステートフルインスペクションには使用できません。

ドメイン別正答率・予想スコアでリアルタイムに実力把握

無限ノックでSAPを徹底対策。全問AI生成のオリジナル問題。

無料で演習を始める →
← SAP の問題一覧に戻る