無限ノック › SAP 練習問題一覧 › 問題
SAP組織の複雑さに対応する設計複数選択

ある大規模な製造業の多国籍企業は、AWS Organizations 配下に 400 個の AWS アカウントを保有しています。現在、すべてのアカウントは OU 階層なしにルート直下に配置されています。クラウドガバナンス強化のため、以下の OU 構造と要件を実装することが決定されました。 【OU 設計】 ・Security OU(Security-Tooling アカウント、Log-Archive アカウント) ・Infrastructure OU(Networking アカウント、Shared-Services アカウント) ・Workloads OU(Production OU、NonProduction OU) ・Sandbox OU(開発者向け実験アカウント) 【要件】 1. Workloads OU 配下の全アカウントを ap-northeast-1(プライマリ)と us-east-1(DR: Disaster Recovery)のみに制限する。IAM・CloudFront・Route 53・S3 コントロールプレーン等のグローバルサービスはリージョン制限から除外する。 2. EC2・RDS・Lambda リソースへの CostCenter タグおよび Environment タグの付与を義務付ける。ただし現在タグ移行期間中のため、タグ未付与によるリソース作成のブロックは不可。非準拠リソースはレポートでの可視化のみ行う。 3. Security-Tooling アカウントのセキュリティチームが、各メンバーアカウントに個別にロールを引き受けることなく GuardDuty および AWS Config を組織全体で一元管理できるようにする。 4. Workloads OU 配下のアカウントによる AWS Organizations からの脱退と CloudTrail 証跡の削除を禁止する。ただし Security OU のアカウントは監査目的で CloudTrail を管理できる権限を維持する必要がある。 5. Sandbox OU には上記のいかなる制限も適用しない。 ソリューションアーキテクトが推奨すべき 2 つのアクションはどれですか?

A
aws:RequestedRegion 条件を使用した Deny 効果の SCP を Workloads OU レベルに作成し、IAM・CloudFront・Route 53・S3 コントロールプレーン API を NotAction 句で除外する。さらに同じく Workloads OU レベルには organizations:LeaveOrganization と cloudtrail:DeleteTrail を拒否する別の SCP を適用することで、Security OU および Sandbox OU への影響を回避する。
✓ 正解
Workloads OU レベルでリージョン制限SCP(aws:RequestedRegion使用)を適用し、IAM・CloudFront・Route 53・S3コントロールプレーン APIをNotAction句で除外することで、セキュリティチーム・Sandboxへの影響を回避できます。cloudtrail:DeleteTrail禁止も同じOUレベルで設定可能です。
B
EC2・RDS・Lambda に CostCenter タグと Environment タグを義務付けるタグポリシーを Organizations ルートレベルで強制モード(enforcement mode)を有効にして作成し、Sandbox OU にはタグポリシーの例外設定を行う。
タグポリシーの強制モード(enforcement mode)を有効にするとリソース作成がブロックされ、「可視化のみ」の要件に違反します。報告モードを使用すべきです。
C
リージョン制限(aws:RequestedRegion 使用)・cloudtrail:DeleteTrail の拒否・organizations:LeaveOrganization の拒否を 1 つの SCP ドキュメントにまとめて Organizations ルートレベルに適用し、管理を簡素化する。
ルートレベルで全制限をまとめると、Security OUのCloudTrail削除権限が奪われ、Sandbox OUにもリージョン制限が波及して要件違反になります。
D
Security-Tooling アカウントを AWS Organizations における GuardDuty および AWS Config の委任管理者(delegated administrator)として登録する。GuardDuty の自動有効化(auto-enable)を組織全体に設定し、委任管理者アカウントに Config アグリゲーターを作成して全アカウントのコンプライアンス状況を一元可視化する。
✓ 正解
GuardDutyおよびAWS Configの委任管理者をSecurity-Toolingアカウントに指定し、GuardDutyの自動有効化と Config Aggregatorで全アカウントのセキュリティ状況を一元可視化できます。これは継続的な監視・検出基盤として有効です。
E
サービスマネージドアクセス許可を使用した AWS CloudFormation StackSets を活用して GuardDuty ディテクターと AWS Config レコーダーを全メンバーアカウントにデプロイし、管理アカウントから組織レベルの信頼ポリシーを持つ IAM ロールで継続的に管理する。
CloudFormation StackSetsで組織レベルのロール管理を構築するのは過度に複雑で、委任管理者パターンの方がシンプルで運用効率が良いです。

解説

リージョン制限 SCP を Workloads OU レベルに適用することで、Security OU の監査権限と「Sandbox OU には制限を適用しない」要件5を同時に満たしながらワークロードを保護できます。CloudTrail 保護も Workloads OU に限定することで Security OU への影響を回避できます。 選択肢Bはタグポリシーの強制モードがリソース作成をブロックするため「可視化のみ」の要件に違反します。 選択肢Cはルート一括適用で Sandbox OU にもリージョン制限が波及し、Security OU も CloudTrail 削除禁止の影響を受けるため不適切です。

ドメイン別正答率・予想スコアでリアルタイムに実力把握

無限ノックでSAPを徹底対策。全問AI生成のオリジナル問題。

無料で演習を始める →
← SAP の問題一覧に戻る