無限ノック › SAP 練習問題一覧 › 問題
SAP組織の複雑さに対応する設計

ある国際製造企業のAWS環境は次の通りです。NetworkHubアカウント(1アカウント)にTransit Gateway(TGW)を配置しAWS Resource Access Manager(RAM)で本番OU(20アカウント)・開発OU(15アカウント)全体に共有しています。フランクフルトのオンプレミスデータセンターとAWS Direct Connect(10 Gbps 専用接続)で接続済みで、プライマリリージョンはeu-central-1、ディザスタリカバリ(DR)リージョンはus-east-1です。以下の4つの追加要件があります。 ①本番OUの全VPCとオンプレミス間のトラフィックは必ずNetworkHubアカウントの集中型検査VPC(AWS Network Firewall配置済み)を経由させること。 ②開発OUはインターネットアクセスは可能だが、オンプレミスネットワーク(10.0.0.0/8)への経路を保持しないこと。 ③フランクフルトのオンプレミスシステムからプライマリリージョン障害時にDRリージョンへ自動フェイルオーバーできること。 ④特定のSaaSアプリケーション(独立したAWSアカウントで稼働)のAPIエンドポイントをオンプレミスに公開する際、集中型検査VPCを経由させずに接続できること。これら全要件を満たすアーキテクチャはどれですか?

A
eu-central-1とus-east-1の各NetworkHubアカウントにTransit GatewayをデプロイしTGWインターリージョンピアリングで接続する。Direct Connect GatewayをNetworkHub eu-central-1 TGWにプライベートVIF(Private Virtual Interface)で接続する。TGWルートテーブルを本番用・開発用に分離し本番用は0.0.0.0/0を検査VPCアタッチメント経由でDX Gatewayへ転送、開発用はオンプレミス経路なしとする。SaaS APIはPrivateLinkエンドポイントサービスをSaaSアカウントに作成しNetworkHubにインターフェイスエンドポイントを配置、Route 53プライベートホストゾーンのCNAMEでオンプレミスDNSを解決させ集中検査VPCをバイパスする。
プライベートVIFはVirtual Private Gateway向けであり、TGWへの接続には使用できません。
B
eu-central-1のNetworkHubアカウントにTransit GatewayをデプロイしAWS RAMで共有する。AWS Direct Connect GatewayをTransit VIF(Transit Virtual Interface)でeu-central-1 TGWに接続する。TGWインターリージョンピアリングでus-east-1 TGWと接続しDRフェイルオーバーを実現する。TGWルートテーブルを分離し、本番ルートテーブルは0.0.0.0/0を検査VPCアタッチメントに向け検査VPC出口でオンプレミスプレフィックス(10.0.0.0/8)をDirect Connect Gatewayアタッチメントへ転送する。開発ルートテーブルは10.0.0.0/8の経路を含まない。SaaS APIはSaaSアカウントにPrivateLinkエンドポイントサービス(NLBバック)を作成しNetworkHubにインターフェイスエンドポイントを配置、そのプライベートIPをDirect Connect Gateway経由でオンプレミスに静的経路として広報することで集中検査VPCをバイパスした接続を提供する。
✓ 正解
Direct Connect GatewayとTGWの接続にTransit VIFを使用することで、複数リージョンへのスケーラブルな接続を実現できます。TGWインターリージョンピアリングによりDRフェイルオーバーを実現し、本番ルートテーブルは集中検査VPC経由を強制、開発ルートテーブルはオンプレミス経路不在で要件を満たします。SaaS APIのPrivateLinkエンドポイントIPをDX Gateway経由で広報することで検査VPCをバイパスします。
C
各本番アカウントにVirtual Private Gateway(VGW)を個別にデプロイしDirect Connect Gatewayにそれぞれ接続することで各本番VPCがオンプレミスと独立した通信を実現する。Transit GatewayはVPC間のEast-Westトラフィックにのみ使用する。開発アカウントにはVGWを配置しない。DRはRoute 53フェイルオーバールーティングポリシーでus-east-1の同等エンドポイントに設定する。SaaS APIはAPI GatewayのVPCリンクを使用してNetworkHub経由でオンプレミスから接続する。
VGW個別接続では集中型検査が不可能でスケールしません。
D
eu-central-1とus-east-1それぞれに独立したTransit GatewayとDirect Connect Gatewayをデプロイする。フランクフルトの同一物理Direct Connect接続から2本のTransit VIFを作成し各リージョンのDirect Connect Gatewayに個別接続することでデュアルリージョンへの専用経路を確立しDRを実現する。TGWルートテーブルで本番・開発を分離する。SaaS APIはSaaSアカウントのVPCとNetworkHubのVPCをVPCピアリングで直接接続しオンプレミスに広報することで集中検査VPCをバイパスする。
Direct Connect Gatewayは1インスタンスで複数リージョンのTGWへの接続が可能であり、同一物理接続から複数Transit VIFを別々のDXGWへ接続する構成は標準的ではありません。

解説

Direct Connect GatewayとTGWの接続にTransit VIFを使用することで、複数リージョンへのスケーラブルな接続を実現できます。TGWインターリージョンピアリングによりDRフェイルオーバーを実現し、本番ルートテーブルは集中検査VPC経由を強制、開発ルートテーブルはオンプレミス経路不在で要件を満たします。SaaS APIのPrivateLinkエンドポイントIPをDX Gateway経由で広報することで検査VPCをバイパスします。 選択肢AのプライベートVIFはVirtual Private Gateway向けであり、TGWへの接続には使用できません。 選択肢CのVGW個別接続では集中型検査が不可能でスケールしません。 選択肢DのDirect Connect Gatewayは1インスタンスで複数リージョンのTGWへの接続が可能であり、同一物理接続から複数Transit VIFを別々のDXGWへ接続する構成は標準的ではありません。

ドメイン別正答率・予想スコアでリアルタイムに実力把握

無限ノックでSAPを徹底対策。全問AI生成のオリジナル問題。

無料で演習を始める →
← SAP の問題一覧に戻る