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SAPワークロードの移行とモダン化の加速

グローバル金融機関が、オンプレミスで稼働するOracle 19c(40TB、2ノードRACクラスター)の中核決済システムをAurora PostgreSQLへ移行する計画を立てている。規制当局から転送中・保存中の暗号化が義務付けられており、決済システムのRPOは1時間以内、カットオーバー時のRTOは2時間以内が要件。AWS Schema Conversion Toolの事前評価ではスキーマ自動変換率が60%で、残り40%はOracle固有PL/SQLの手動変換が必要と判定された。AWS Direct Connect(10Gbps)で東京リージョンと接続済みで、Aurora PostgreSQLはKMSで保存時暗号化を設定済み。RTO・RPOおよび暗号化要件を最も確実に満たす移行アプローチを選択してください。

A
SCTでスキーマを事前変換(手動変換40%含む)してAurora PostgreSQLを準備後、DMS CDCタスクをDirect Connect経由でSSL暗号化を有効化して実行し、差分同期が安定した段階でアプリの接続先を切り替えてカットオーバーする。
✓ 正解
DMS CDCは差分データを継続同期するためカットオーバー時の停止を最小化でき、2時間RTOと1時間RPOを確実に達成できる。
B
SCTでスキーマを事前変換(手動変換40%含む)してAurora PostgreSQLを準備後、週末定期メンテナンス窓(48時間)でOracle RACをシャットダウンし、DMS完全ロードタスクをDirect Connect経由でTLS暗号化を有効化して実行し完了次第カットオーバーする。
DMSフルロードのみでは40TB全件コピーに数十時間以上を要し、週末48時間窓では2時間RTOの要件を満たせない。
C
MGNエージェントをOracle RACノードにインストールしてEC2(Oracle BYOL)へブロックレベルレプリケーション後、3ヶ月間EC2 Oracleとして本番稼働させ動作確認が十分に完了した後にSCT+DMS CDCでAurora PostgreSQLへ移行する。
MGN二段階移行ではEC2 Oracle本番稼働期間中にOracle BYOLライセンスコストが継続し、Aurora PostgreSQLへの移行が3ヶ月以上遅延する。
D
MGNエージェントをOracle RACノードにインストールしてEC2(Oracle BYOL)へブロックレベルレプリケーションし、EC2 Oracleへのカットオーバー後にDMS CDCタスクでEC2 OracleからAurora PostgreSQLへ継続レプリケーションして段階的に移行する。
MGN+DMS CDC二段階移行はEC2 OracleへのMGN移行工数と中間コストが余分に発生し、Aurora PostgreSQL到達までの全体リスクと工数が増大する。

解説

SCT+DMS CDC方式はスキーマ事前変換→連続差分同期→最小停止カットオーバーのフローで2時間RTOと1時間RPOを充足し、Direct Connect SSL暗号化と保存時KMS暗号化で規制要件を満たす。

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