eコマース企業が、15年稼働するJavaモノリスアプリケーション(オンプレミスTomcat、150万行のコード、Oracle Database依存)をAWSへ移行しつつマイクロサービスアーキテクチャへモダナイゼーションする計画です。 制約: ・開発チームは30名でクラウドネイティブ経験がほとんどない ・四半期ごとのリリースサイクル(月次変更は承認済み) ・年末商戦期(11〜12月)のリリース禁止 ・モノリスのコードベースはドメイン境界が不明確で技術的負債が多い ・データベースはOracle単一インスタンス(3TB、多数のストアドプロシージャ) ・Oracleライセンスコスト削減が経営的優先事項 移行とモダナイゼーションを並行して進める際の最適なアプローチはどれですか?
正解: ストラングラーフィグパターンを採用し、モノリスをAmazon EC2(Tomcat)へリフトアンドシフト後、ALBをルーティング層として配置する。Event Storming等でバウンデッドコンテキストを特定し、新機能からマイクロサービス(ECS Fargate + Aurora PostgreSQL)として実装する。既存機能は優先度に基づき段階的にマイクロサービスへ切り出し、ALBのルーティングルールで新旧を切り替える。Oracle脱却はDMS + SCTで段階的に実施する。 ストラングラーフィグパターンはモノリスを段階的にマイクロサービスへ置き換える手法で、このシナリオに最適です。リフトアンドシフトで既存ビジネス継続性を維持しつつ、ALBルーティングで新旧サービスを並行稼働できます。クラウド未経験チームが段階的にスキルを習得でき、年末商戦期のリリース禁止制約にも適応可能です。Oracle脱却もDMS+SCTで段階的に実施できます。 選択肢Bは、フルリライトはビッグバンアプローチであり30名チームには過大なリスク。 選択肢Cは、RDS for Oracleへ移行してもOracleライセンス依存が継続し経営目標を達成できません。 選択肢Dは、EKS一括移行+データベース全面移行はクラウド未経験チームには複雑すぎます。