無限ノック › SAP 練習問題一覧 › 問題
SAP組織の複雑さに対応する設計

ある多国籍企業は AWS Organizations で 20 個の AWS アカウントを管理しており、ap-northeast-1(東京)と us-east-1(バージニア北部)の 2 リージョンを使用しています。各ビジネスユニットは独自のアカウントと VPC を持っていますが、以下の問題が発生しています: インターネットへのエグレス(送信)トラフィックが各アカウントから分散してセキュリティ監視が困難 オンプレミスの AWS Direct Connect 接続が各アカウントで個別管理されて複雑化 新規 AWS アカウント追加時のネットワーク接続設定に平均 2 週間かかっている 要件: (1) すべてのインターネットエグレストラフィックを共有サービスアカウントの集中型ファイアウォール・NAT 経由にする (2) ビジネスユニット間の VPC 直接通信を禁止し、共有サービスアカウント経由のみ許可する (3) オンプレミスとの Direct Connect 接続を一元管理する (4) 新規アカウント追加時のネットワーク接続をほぼ自動化する この要件を満たす最もスケーラブルなアーキテクチャはどれですか?

A
各リージョンで全 VPC 間のメッシュ型 VPC ピアリングを構成し、共有サービスアカウントを中継ポイントとして使用する。Direct Connect を各アカウントに個別に設定する。AWS Systems Manager Automation で新規アカウントのピアリング設定を自動化する。
メッシュ型VPCピアリングはアカウント数増加に伴い接続数が急増し、スケーラビリティに欠けます。複数リージョンでの管理負荷も増加します。
B
各リージョンに Transit Gateway(TGW)を作成し、AWS Resource Access Manager(RAM)で Organizations 内の全アカウントに共有する。TGW ルートテーブルを 2 種類設計する:共有サービス用ルートテーブル(全ビジネスユニットのアタッチメントからのルートを受け入れる)とビジネスユニット用の分離ルートテーブル(デフォルトルートを共有サービス TGW アタッチメントのみに向ける)。Direct Connect Gateway を共有サービスアカウントの TGW にアタッチして一元管理する。Amazon EventBridge で Organizations の新規アカウント参加イベント(CreateAccountResult)を検知し Lambda を起動して VPC の TGW アタッチメントを自動作成する。
✓ 正解
RAM共有のTGWにより一元的なネットワーク管理が可能です。分離ルートテーブル設計でセグメンテーション、EventBridge/Lambdaで自動オンボーディングが実現され、マルチリージョン要件を満たします。
C
AWS PrivateLink のエンドポイントサービスを共有サービスアカウントに作成し、各ビジネスユニット VPC からインターフェースエンドポイントで接続する。Direct Connect は共有サービスアカウントのみに設定し、他アカウントとは AWS Site-to-Site VPN で接続する。Account Factory for Terraform(AFT)で新規アカウントの PrivateLink 設定を自動化する。
PrivateLinkは単方向のサービス公開向けであり、双方向の汎用ルーティングには適していません。Site-to-Site VPN追加は複雑性を増します。
D
すべての VPC を ap-northeast-1 に統合し、VPC ピアリングで共有サービスアカウントに接続する。Direct Connect Gateway を管理アカウントで設定し、RAM で各アカウントに共有する。AWS Control Tower の Account Factory で新規アカウントに VPC ピアリングを自動設定する。
全VPCの単一リージョン統合は2リージョン要件に矛盾します。またVPCピアリング使用はスケーラビリティ要件を満たしません。

解説

各リージョンに Transit Gateway(TGW)を作成し、AWS Resource Access Manager(RAM)で Organizations 内の全アカウントに共有する。TGW ルートテーブルを 2 種類設計する:共有サービス用ルートテーブル(全ビジネスユニットのアタッチメントからのルートを受け入れる)とビジネスユニット用の分離ルートテーブル(デフォルトルートを共有サービス TGW アタッチメントのみに向ける)。Direct Connect Gateway を共有サービスアカウントの TGW にアタッチして一元管理する。Amazon EventBridge で Organizations の新規アカウント参加イベント(CreateAccountResult)を検知し Lambda を起動して VPC の TGW アタッチメントを自動作成する。 解説: RAM で共有した TGW により各アカウントが独自 TGW なしで一元的なネットワークに参加できます。分離ルートテーブル設計によりビジネスユニット間の直接通信を防ぎつつ共有サービス経由のトラフィックフローを実現します。Direct Connect Gateway を TGW にアタッチすることでオンプレミス接続を集中管理でき、EventBridge + Lambda により新規アカウントの自動ネットワークオンボーディングが可能になります。 選択肢メッシュ型 VPC ピアリングは、アカウント数増加に伴い n×(n-1)/2 の接続数が必要となりスケールしないため、大規模環境での拡張に対応できません。 選択肢AWS PrivateLink は単方向のサービス公開向けであり、双方向の汎用ルーティングには適していません。また Site-to-Site VPN の追加は管理の複雑性を増します。 選択肢すべての VPC を ap-northeast-1 に統合する案は、2 リージョン使用の要件と矛盾します。また Direct Connect Gateway 自体は RAM で他アカウントに共有できず、VPC ピアリングの使用もスケーラビリティ要件を満たしません。

ドメイン別正答率・予想スコアでリアルタイムに実力把握

無限ノックでSAPを徹底対策。全問AI生成のオリジナル問題。

無料で演習を始める →
← SAP の問題一覧に戻る