通信会社が、オンプレミスで稼働するWindowsファイルサーバー群(合計容量30TB、200台のWindowsクライアントがSMBプロトコルでアクセス、Active Directory認証、DFSネームスペース使用、一部アプリケーションがUNCパス(\\server\share形式)でハードコード)をAWSへ移行する計画です。 移行要件: ・既存WindowsクライアントはSMBプロトコルでファイルにアクセスし続ける ・Active Directoryとの統合を維持する ・DFSネームスペース機能を継続する ・アプリケーションのUNCパスは変更しない(または最小限の変更) ・移行後もオンプレミスの一部クライアントがAWS上のファイルにアクセスするハイブリッド接続が必要(段階的移行) ・データ移行にはAWS DataSyncを使用する予定 このシナリオの移行先として最も適切なAWSサービスはどれですか?
正解: Amazon FSx for Windows File Serverを移行先として設定し、既存のActive Directoryドメイン(AWS Managed Microsoft ADまたはセルフマネージドAD)に参加させる。DFSネームスペースサーバーをEC2上に配置しFSxの共有をDFS名前空間に追加する。DataSyncエージェントをオンプレミスに展開してSMBプロトコルでFSxへデータを転送し、DFS名前空間経由のアクセスによりクライアントやアプリケーションの設定変更を最小化する。 FSx for Windows File ServerはWindowsネイティブのSMBプロトコル、Active Directory統合、DFSネームスペースを完全サポートしており、このシナリオに最適です。DFSネームスペースをEC2上で継続稼働させFSxをターゲットとして追加することでUNCパスの変更を最小化できます。DataSyncはSMBソースをサポートしてFSxへの効率的なデータ転送が可能です。 選択肢Aは、EFSはLinux/NFSネイティブであり、WindowsのAD統合やDFSネームスペースをネイティブサポートしていません。 選択肢Cは、Storage Gateway File GatewayはS3をバックエンドとしており、DFSネームスペースとの統合が複雑で30TBの大容量でのパフォーマンスも懸念されます。 選択肢Dは、FSx for NetApp ONTAPはオンプレミスがNetApp環境の場合に有効ですが、既存環境がWindowsファイルサーバーであり、NetApp固有のSnapMirrorは不要です。