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SAP新しいソリューションのための設計

あるグローバルSaaS企業はAPI Gateway・Lambda・DynamoDBをus-east-1で運用しているが、EUのデータ保護規制により欧州ユーザーの個人データをEUリージョン外へ転送・保存することが禁止されている。eu-west-1に欧州ユーザー向けのアクティブ/アクティブ環境を追加し、欧州ユーザーのリクエストは必ずeu-west-1へルーティングして欧州データの物理的な保存先をeu-west-1のみに限定しなければならない。米国ユーザーのデータはus-east-1に保持する。この規制要件を満たすマルチリージョン設計はどれか。

A
DynamoDB Global Tablesをus-east-1・eu-west-1間で有効化し、Route 53地理的ロケーションルーティングでAPI Gatewayへ誘導。各テーブルにユーザー属性でGSIを作成しLambdaでリクエスト元リージョンを検証してEUデータへのアクセスを制御する。
DynamoDB Global TablesはLambdaのアクセス制御に関係なく全テーブルレプリカへデータを複製するため、EUデータがus-east-1に物理保存され規制に違反する。
B
DynamoDB Global Tablesをus-east-1・eu-west-1間で有効化し、Route 53地理的ロケーションルーティングでAPI Gatewayへ誘導。DynamoDBリソースポリシーにaws:RequestedRegion条件を付加して欧州ユーザーのデータ書き込み先をeu-west-1に限定する。
DynamoDB Global Tablesのレプリケーション機能はリソースポリシーで制御できず、EUデータが自動的にus-east-1へ複製されるため規制要件を満たさない。
C
us-east-1・eu-west-1それぞれに独立したDynamoDBテーブルを作成し、Route 53地理的ロケーションルーティングでリージョン別API Gatewayへ誘導。Lambdaはリージョンごとにデプロイし自リージョンのDynamoDBのみにアクセスする設計とする。
✓ 正解
リージョン別独立DynamoDBテーブルはRoute 53地理的ロケーションルーティングと組み合わせることで欧州データをeu-west-1のみに物理保存でき、規制要件を満たす。
D
us-east-1・eu-west-1それぞれに独立したDynamoDBテーブルを作成し、Route 53レイテンシーベースルーティングでAPI Gatewayへ誘導。欧州ユーザーデータはeu-west-1テーブルへ書き込み、AWS Backupのクロスリージョンコピーでus-east-1へ定期同期してグローバルクエリに対応する。
Route 53レイテンシーベースルーティングはEU→us-east-1へのルーティングが起きる可能性があり、AWS BackupのクロスリージョンコピーでEUデータがus-east-1へ転送される。

解説

DynamoDB Global Tablesは全リージョンにデータを複製するため規制に違反する。リージョン独立テーブルとRoute 53地理的ルーティングの組み合わせで欧州データの物理配置をeu-west-1に限定できる。

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