大手金融機関が500のオンプレミスアプリケーションを3年計画でAWSに移行するプログラムを開始しました。CIOは(1)移行のビジネスケースとTCO分析の構築、(2)サーバーとアプリケーションの依存関係を自動収集してWave計画を策定、(3)5つの事業部門にまたがる移行進捗の一元管理、を最初のフェーズとして要求しています。オンプレミスには既にDirect Connectが設置されています。これらすべての要件を最も網羅的に満たすAWSサービスの組み合わせはどれですか?
AWS Migration Evaluatorは移行ビジネスケースの構築に特化したサービスで、オンプレミスのハードウェア・ソフトウェア・運用コストとAWSコストを比較したTCOレポートを自動生成する。AWS Application Discovery Service(ADS)のエージェントモードはOSにエージェントをインストールしてプロセス、ネットワーク接続、パフォーマンスデータを収集し、アプリケーション間の依存関係をグラフ化できる。AWS Migration Hubは移行プロジェクト全体の単一ダッシュボードとして機能し、MGN・DMS・SMS等の移行ツールからの進捗データを統合して複数チームの状況を一元管理できる。この3サービスの組み合わせが移行計画フェーズの標準的な構成となる。 選択肢BのAWS Cost ExplorerはAWSサービスの支出可視化ツールであり、オンプレミスとの比較TCO分析機能はない。AWS ConfigはAWSリソースの設定変更追跡が主目的でオンプレミスサーバーの依存関係収集には対応していない。 選択肢CのAWS Trusted AdvisorはAWSアカウント内リソースのベストプラクティスチェックサービスであり、オンプレミスアプリケーションの評価は行えない。Amazon Inspectorはソフトウェア脆弱性スキャンツールであり移行依存関係分析ツールではない。 選択肢DのAWS Compute OptimizerはAWS上で稼働するリソースの最適化推奨ツールであり、オンプレミスのTCO分析には使用できない。SMSは2022年にMGNへ後継されており、依存関係分析機能はADSと比べ大幅に限定的である。