グローバル小売企業(年商50億ドル)がAWSへの全社的なクラウド移行プロジェクトを開始しました。CCoE(クラウドセンターオブエクセレンス)チームのリードアーキテクトとして移行基盤を設計します。 【現在の状況】 - 12の事業部門、ITチームは北米・欧州・アジアの3拠点に分散 - オンプレミスに物理・仮想混在で2,000台以上のサーバー - 各事業部門が個別に取得した15のAWSアカウントが乱立し、ガバナンスが未整備 - セキュリティ・コンプライアンス要件: PCI DSS、SOC 2 Type II、GDPR - FinOps要件: 事業部門別・プロジェクト別のチャージバックと予算管理の可視化 - 移行タイムライン: 24ヶ月で全ワークロードの移行完了 - アプリケーション間の依存関係マッピングが未整備 - 一部のレガシーアプリケーションはソースコードが失われている 移行の成功確率を最大化し、コンプライアンスとガバナンスを確保するために優先すべき2つの施策はどれですか?(2つ選択)
大規模マルチアカウント移行では、移行開始前にガバナンス基盤と依存関係ディスカバリを確立することが成功の鍵です。Control Tower + Organizations による標準化された Landing Zone を先行構築することで、PCI DSS・SOC 2・GDPR への一貫したコンプライアンス適用とタグポリシーによる FinOps のコスト可視化を同時に実現できます。ADS によるアプリケーション依存関係の事前ディスカバリは不可欠で、依存関係を無視した移行は連鎖的な障害を引き起こすリスクが高くなります。 選択肢Cの2,000 台を 6 ヶ月以内に一斉移行する Big Bang アプローチは、大規模環境では高リスクです。依存関係が未整備な状態での一斉移行は重大な障害を引き起こす可能性があります。 選択肢DのAWS Mainframe Modernization は、メインフレーム(COBOL 等)向けサービスであり、ソースコードが不明な一般的なアプリケーションへの適用は不適切です。 選択肢EのTCO 分析と優先順位付けは有益ですが、ガバナンス基盤の構築や依存関係の把握なしには移行を安全に進められず、単独では最優先施策として不十分です。