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SAP既存のソリューションの継続的改善

大手エンタープライズ企業が AWS Organizations を使用して 150 の AWS アカウントを管理しています。組織は複数の OU(Organizational Unit:組織単位)階層に分かれており、開発・ステージング・本番・セキュリティ・共有サービスの各 OU が存在します。セキュリティチームは年次監査の結果、以下の問題を特定しました。 【現状の問題】 1. Amazon GuardDuty が有効化されているアカウントは全体の 60% のみ(中央集権的な強制なし) 2. AWS Security Hub は 40 アカウントからの検出結果のみ集約しており、残り 110 アカウントが未カバー 3. ほぼすべてのアカウントにプログラムアクセスキーを持つ IAM ユーザーが存在し、一部のキーは 180 日以上ローテーションされていない 4. CloudTrail の設定がアカウントごとに異なる(S3 バケットの MFA 削除無効化、保持期間のばらつき等) 5. 開発アカウントの EC2 インスタンスに、ポート 22・3389 への全インターネット公開(0.0.0.0/0)セキュリティグループルールが存在 6. セキュリティチームが週次で手動レビューしており、自動修復の仕組みが存在しない 【新要件】 ・GuardDuty と Security Hub を全 150 アカウント(将来追加されるアカウントも含む)で自動的に有効化 ・開発アカウントの EC2 パブリックセキュリティグループルールを自動検出・自動修復 ・IAM アクセスキーのローテーションポリシーを強制(90 日超のキーを自動で無効化) ・統合されたセキュリティ態勢ダッシュボードの提供 ・新規アカウントが組織に参加した際に手動作業なしで上記が適用されること 上記すべての要件を最も包括的に満たすソリューションはどれですか?

A
AWS Control Tower を活用し、Account Factory で新規アカウントのベースライン設定を標準化する。管理アカウントで GuardDuty を Organizations レベルの委任管理者(Delegated Administrator)として有効化し、既存・新規すべてのアカウントで自動有効化を設定する。Security Hub も Organizations レベルで自動有効化し、指定セキュリティアカウントへの検出結果集約を構成する。AWS Organizations の組織全体 Config ルール(Organizational Config Rules)を使用してセキュリティグループの公開ルールと IAM キー経過日数を評価し、AWS Systems Manager Automation ドキュメントを Config ルールの自動修復アクションとして設定する。
✓ 正解
GuardDuty・Security Hub の Organizations レベル委任管理者設定は新規アカウント参加時に自動有効化されるネイティブ機能であり、手動作業ゼロを実現します。Control Tower の Account Factory は新規アカウントのベースラインを保証し、Organizational Config Rules + SSM Automation により検出から自動修復まで一元管理できます。
B
AWS Organizations の SCP(Service Control Policy:サービスコントロールポリシー)を作成して、いずれのアカウントも GuardDuty および Security Hub を無効化できないよう拒否ルールを設定する。管理アカウントから CloudFormation StackSets を使用して全メンバーアカウントで GuardDuty と Security Hub を有効化する。各アカウントに Lambda 関数をデプロイし、EventBridge から毎日トリガーしてセキュリティグループルールと IAM キーの経過日数をチェックし、中央 SNS トピックにアラートを送信する。
CloudFormation StackSets は Organizations の Service Managed 権限で新規アカウントへの自動デプロイが可能ですが、GuardDuty・Security Hub の Organizations ネイティブ自動有効化と比べて設定が複雑であり、さらに Lambda によるチェックはアラート送信のみで自動修復が実装されていないため要件を満たしません。
C
CloudFormation StackSet を使用して全アカウントに AWS Security Hub(CIS(Center for Internet Security:インターネットセキュリティセンター)AWS Foundations Benchmark 標準)を展開する。GuardDuty のマスター・メンバー関係を 150 アカウント分手動で構成する。Security Hub カスタムアクションにより Lambda 関数をトリガーして検出結果を修復する。各アカウントで IAM パスワードポリシーを設定し 90 日ごとのキーローテーションを要求する。
GuardDuty 手動構成は 150 アカウント規模では非現実的で新規アカウント追加のたびに手動対応が残ります。
D
AWS Firewall Manager のポリシーを使用して全アカウントのセキュリティグループルールを強制する。Amazon EventBridge で新規 AWS アカウント作成イベントを検知し、Lambda 関数をトリガーして新規アカウントで GuardDuty と Security Hub を有効化する。中央アカウントで AWS Config アグリゲーターを設定してすべてのメンバーアカウントのルール評価結果を集約し、Amazon QuickSight と Athena を組み合わせたカスタムセキュリティダッシュボードを構築する。
EventBridge + Lambda 方式はネイティブの自動有効化より信頼性が劣り、IAM キー無効化の自動修復も実装されていません。

解説

GuardDuty・Security Hub の Organizations レベル委任管理者設定は新規アカウント参加時に自動有効化されるネイティブ機能であり、手動作業ゼロを実現します。Control Tower の Account Factory は新規アカウントのベースラインを保証し、Organizational Config Rules + SSM Automation により検出から自動修復まで一元管理できます。 選択肢BのCloudFormation StackSets は Organizations の Service Managed 権限で新規アカウントへの自動デプロイが可能ですが、GuardDuty・Security Hub の Organizations ネイティブ自動有効化と比べて設定が複雑であり、さらに Lambda によるチェックはアラート送信のみで自動修復が実装されていないため要件を満たしません。 選択肢CのGuardDuty 手動構成は 150 アカウント規模では非現実的で新規アカウント追加のたびに手動対応が残ります。 選択肢DのEventBridge + Lambda 方式はネイティブの自動有効化より信頼性が劣り、IAM キー無効化の自動修復も実装されていません。

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