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SAP既存のソリューションの継続的改善複数選択

あるEコマースサイトは、Amazon EC2 Auto ScalingグループとApplication Load Balancer (ALB) を使用しています。ピーク時に新しいインスタンスが起動した際、アプリケーションの初期化に時間がかかり、準備が整う前にトラフィックが割り振られてエラーが発生しています。これを解決するための最も効果的なアクションはどれですか?(2つ選択)

A
ALBのヘルスチェックの間隔を短くし、しきい値を低く設定する。
ヘルスチェックを厳しくするだけでは初期化遅延の根本解決にならず、頻繁なステータス変化(フラッピング)を招く可能性があります。
B
Auto Scalingグループにライフサイクルフックを追加し、初期化が完了するまでインスタンスをPending:Wait状態に保つ。
✓ 正解
ライフサイクルフックでインスタンスをPending:Wait状態に保ち、スクリプト等で初期化完了を検知してからINSERVICEへ移行させることで、準備前のトラフィック割り振りを防げます。
C
EC2インスタンスの起動設定で、ウォームアップ時間を調整する。
起動設定(Launch Configuration)にウォームアップ時間の項目は存在せず、Default Instance Warmupはスケーリングポリシーのメトリクス計算に影響するのみでALBのトラフィック開始を制御しません。
D
ALBの属性で「登録解除の遅延(Deregistration Delay)」を延長する。
「登録解除の遅延」はターゲット削除時に既存接続を保護する設定であり、新規インスタンス起動時の準備遅延問題とは無関係です。
E
ターゲットグループの「スロースタート(Slow Start)」期間を設定して、新しいインスタンスへのトラフィックを段階的に増加させる。
✓ 正解
スロースタートは新ターゲット登録後、最大900秒の指定期間でトラフィック量を段階的に増やす機能で、起動直後の急激な負荷集中を緩和し初期化遅延によるエラーを防ぎます。

解説

ライフサイクルフック(選択肢B)を使用することで、スクリプト等でアプリケーションの初期化完了を検知してからAuto ScalingグループにINSERVICE移行を通知でき、準備が整う前にトラフィックが割り振られることを防げます。また、ALBターゲットグループのスロースタート(選択肢E)は、新しいターゲットが登録されてから最大900秒の指定期間にわたってトラフィック量を徐々に増加させる機能であり、起動直後の急激な負荷集中を緩和します。 選択肢Aのヘルスチェックを厳しくするだけで根本解決にならず、頻繁なステータス変化(フラッピング)の原因になる可能性があります。 選択肢Cの起動設定(Launch Configuration)にウォームアップ時間の項目は存在せず、Auto ScalingグループのDefault Instance Warmupはスケーリングポリシーのメトリクス計算にのみ影響し、ALBからのトラフィック開始タイミングを直接制御しません。 選択肢Dの「登録解除の遅延」はターゲットをターゲットグループから削除する際の既存接続を保護する設定であり、新規インスタンス起動時の問題とは無関係です。

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